家族・子育て
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東京に「赤ちゃんポスト」 墨田区の病院が2024年度に設置構想
2023/9/28 17:50 660文字東京都墨田区の社会福祉法人賛育会(小堀洋志理事長)は28日、親が育てられない乳幼児を匿名で受け入れる「赤ちゃんポスト」を、同区の賛育会病院(199床)に2024年度に設置する構想を進めていることを明らかにした。 医療機関が運営する赤ちゃんポストは、国内では熊本市の慈恵病院が07年に設置した「こうの
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令和のリアル 中学受験
共働き世帯の中学受験 ワーママ「課金に麻痺」 だけど後悔はなし
2023/9/27 16:00 3455文字「キーンコーン カーンコーン」 チャイム音が鳴ると、中学受験の正念場を迎えていた当時小学6年のヒロユキさん(14歳、仮名)は机に向かった。新しい課題に取り組む合図だ。ただ、そこは学校ではなく、自宅のリビングだった。 「親がそばにいなければ、どうしても気が緩みます。聞き慣れたチャイム音は、気が引き締
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football life
出産後の壁とは 競技を続けるため、なでしこジャパンコーチの提言
2023/9/23 12:00 2594文字女性アスリートは出産後に育児と競技を両立できるのか。勝ち負けだけでなく多様な生き方にも注目が集まるサッカーの女子ワールドカップ(W杯)では今夏、米国代表に3人の「ママ」が名を連ねていた。日本の現状はどうだろう。 ◇なでしこ唯一の存在 「サッカー選手じゃなくても、社会で子供を産んで働いている人は何百
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親1人では外出困難、交互に夜泣き…多胎家庭グループが支援要望
2023/9/21 12:30 1194文字双子や三つ子など多胎児の家族が参加する「三重県多胎育児サークルふたば」が20日、家族を対象に実施したアンケート結果と、支援を求める要望書を三重県に提出した。アンケートでは、外出や移動が困難で経済的な負担が大きいなどの実情が明らかになっており、県内全ての地域で適切な支援を受けられることを求めている。
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愛媛・西予市、保育施設のおむつ無償化へ 保育士の負担も軽減
2023/9/20 17:07 333文字愛媛県西予市は10月から、市内の保育施設でおむつを無料で使える補助事業を始める。市内の保育所や幼稚園など20施設の約900人が対象。施設のおむつ購入費やサブスクリプション(定額利用)サービスの利用料を市が補助する。市によると、自治体単位での取り組みは全国でも珍しいという。 2023年度の事業費は約
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親の鎧、時に脱ごう 不登校の悩みに伴走「お母さんのほけんしつ」
2023/9/17 10:38 1611文字宇都宮市のNPO法人「キーデザイン」は、2020年から無料通話アプリ「LINE(ライン)」で「お母さんのほけんしつ」という窓口を設け、不登校の子どもを持つ親の相談を受け付けている。「ひとりにならない社会」を掲げる同法人の代表理事、土橋優平さん(30)に取り組みや今後の展望を聞いた。【池田一生】 ―
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廊下に立たせたり、トイレで座らせたり…小規模保育で虐待 兵庫
2023/9/17 10:29 409文字兵庫県川西市教育委員会は16日、市認可の民間小規模保育事業所「アップル保育園久代」で、60代の女性園長が園児1人に対し大声で叱ったり、廊下で保育士の付き添いがないまま立たせたりするなど虐待行為があったと発表した。運営する和歌山市の法人は園長を解任した。市は、再発防止を求めて改善勧告した。 市教委に
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待機児童数が全国最多だった鹿児島市、全国で最も減る 何をした?
2023/9/10 12:17 687文字鹿児島市の保育所利用待機児童(4月1日現在、認定こども園含む)は21人で1年前より115人減り、全国の市区町村で減少数が最も大きかった。こども家庭庁が9月公表した「保育所等関連状況取りまとめ」で明らかになった。 鹿児島市は、1年前の2022年4月1日現在では、待機児童数が136人と全国最多だった。
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介護と子育てのダブルケアも NPOが「高齢パパ」支援プロジェクト
2023/9/9 18:10 457文字「高齢パパ」に支援を――。NPO法人「ファザーリング・ジャパン」は高齢で父親になる男性が増えているとして、当事者の情報発信や交流を目的にした「シニアパパ! プロジェクト」を立ち上げ、9日に東京都内でキックオフイベントを開催した。 オンラインも含め、北海道から沖縄まで約20人の「高齢パパ」が参加。子
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出産費用、昨年比2万円増 出産育児一時金に「便乗値上げ」4割超
2023/9/8 08:30 642文字全国の民間病院や公的な医療機関などの平均出産費用が、5月は50万3000円となり、昨年と比べ2万円超増えたことが7日、厚生労働省の集計で分かった。物価高騰や人件費増が影響した。子どもを産んだ人に給付する「出産育児一時金」が4月に増額されたことも理由に挙がった。 出産育児一時金は、妊産婦の経済的負担
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共に生きる~子育ちの現場から
人生で必要な力は、外遊びで身に付く 子どもが子どもらしく生きられる環境を
2023/9/5 04:30医療プレミア 5037文字夏休み。静岡県富士市で冒険遊び場「たごっこパーク」を開く渡部達也さんのもとを、大人になった元少年たちが訪ねてきました。たごっこパークで外遊びに熱中する少年時代を過ごした彼ら。その経験が、自己肯定感やへこたれない力につながっていると渡部さんは感じています。渡部さんは「子どもが子どもらしく生きられる環
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育休社員の業務代替同僚に手当支給した企業 対象に厚労省が助成へ
2023/9/1 12:05 606文字厚生労働省は来年度から、育児休業中の会社員らの仕事を引き継いだ同僚に手当を支給した中小企業に、育休者1人につき最大で125万円を助成する方針だ。仕事を肩代わりする同僚への支援を手厚くすることで、育休や短時間勤務をより取得しやすくするのが狙い。来年度予算の概算要求に37億6000万円を盛り込んだ。
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子どもの第三の居場所 群馬・明和町が開所へ 学習や生活を支援
2023/9/1 11:41 813文字群馬県明和町は、学校でも家庭でもないスペースで子どもが安心して過ごせる「子ども第三の居場所」の設置に乗り出す。自立に向けた練習の場としてキッチンや風呂を備えた住宅型施設を建設し、大人や友達と関わりながら生きる力を育む。利用は無料で、学習支援も行う。2024年4月の開所を目指す。 ◇B&G財団から助
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待機児童、過去最少の2680人 保育所整備増や子ども減少が要因
2023/9/1 11:24 445文字こども家庭庁は1日、希望しても認可保育所などに入れない待機児童が今年4月1日時点で2680人だったと発表した。昨年より264人減少。1994年の調査開始以降最少となった。保育所の整備が進んだことや小学校就学前の子どもが減ったことが要因とみられる。これまでの受け皿確保から保育士の手厚い配置など質の向
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子育ての「戦友」にエールを 4児のママ芸人がエッセー集
2023/8/31 12:00動画あり 1078文字子育ての「戦友」に胸いっぱいのエールを――。静岡県富士市で4人の男の子を育てながら、育児の喜びや苦労を発信しているインフルエンサー、竹田こもちこんぶさん(45)が初めてのエッセー集「皆様、本日も家事育児お疲れ様です。」(KADOKAWA)を出版した。竹田さんは「特別な境遇の親子の感動秘話や天才を育
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楽しい! 健康力の育て方
体形を気にしすぎて31㎏に! 危ない「食」への意識
2023/8/31 07:30医療プレミア 3257文字日ごろ診療をしていると、「食」に無頓着な女性が少なからずいることに気づかされます。ご自身の体だけでなく、妊娠中には赤ちゃんの体を作る上でも食事はとても大事です。今回は、食の取り方に失敗した3人の女性のケースを紹介し、食がいかに大切かをお伝えしたいと思います。ぜひ、親御さんにも読んでいただきたいです
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虐待情報をリアルタイムで 兵庫県、児相と警察でシステム構築へ
2023/8/30 17:57 540文字神戸市西区の保育園児、穂坂修(なお)ちゃん(6)が自宅で殺害された事件を巡り、兵庫県の斎藤元彦知事は30日、県こども家庭センター(児童相談所)と県警で虐待情報のリアルタイム共有システムを構築すると発表した。2024年秋の運用開始を目指す。 県児相は県内7カ所あり、神戸、明石両市以外の地域を管轄する
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父親の育児参加、乳児期から関わると思春期のメンタル不調を減らす?
2023/8/30 17:30 1410文字子どもが赤ちゃんの時からお父さんが“イクメン”だと、成長して思春期になった時にメンタル不調になるリスクが下がる――。このほど、こうした研究結果が示された。男性の育児参加は当たり前の時代。メリットは妻の負担軽減にとどまらず、子どもの成育にも好影響がありそうだとは何となく分かる。でも、なぜ赤ちゃんの時
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令和のリアル 中学受験
健康的に挑戦するには?中受過熱の背景に「保護者の不安感」
2023/8/29 16:00 3698文字首都圏を中心に中学受験が過熱しています。その背景に、教育専門家の小川大介さん(50)は「保護者の強い不安感」を挙げ、「受験以外に取り得る選択肢が思いつかないのです」と指摘します。【大沢瑞季】 <目次> ・「中学受験しないことの方が怖い」という不安 ・親は求めすぎない勇気を持って ・〝健康的に〟中学
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「共働き」望む若者44%→33% 仕事と家庭の両立は難しい?
2023/8/26 19:30 669文字中学生から大学生を対象とした日本総研の意識調査で、共働き家庭での子育てを望む若者は2年前から11・3ポイント減って、3割ほどになった。日本総研は、新型コロナウイルス禍で在宅勤務が増えた影響から「親が仕事をする姿を見て、『働きながらの子育ては難しい』と感じたのかもしれない」と分析している。 2022
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