文化勲章:高志の国文学館長・中西進さん「従来以上に精進したい」 /富山

毎日新聞 2013年10月26日 地方版

 文化勲章を受章した万葉集研究の第一人者で、高志の国文学館(富山市舟橋南町)の中西進館長(84)は「この上なく光栄。深遠な学の道においては、ほんの一歩をしるしたにすぎず、従来以上に精進したく存じます」とのコメントを発表。石井隆一知事は「うれしいことで、県民とともに心からお祝いを申し上げたい」と喜んだ。

 中西館長は東京大大学院修了。2004年に文化功労者となり、小学生に万葉集を語る「万葉みらい塾」を全都道府県で実施するなどの活動を進めてきた。

 中西館長は、2011年1月から県立文学館開設準備アドバイザーを務めた。石井知事は、高志の国文学館の館長に就任する予定で、同年9月に亡くなった辺見じゅんさんから「(就任について)一つ条件がある。敬愛する中西先生をアドバイザーにしてほしい」と言われたと振り返り、「人柄も素晴らしく、これからもご活躍いただきたい」と期待を込めた。【大森治幸】

最新写真特集