舞台・芸能
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役の履歴書
平安貴族 武芸に優れ雅さも=小玉祥子
2022/5/16 13:11 1037文字平井保昌は、歌舞伎では平安時代に題材を得た源頼光と四天王が活躍する「四天王物」の多くに現れ、勇猛ぶりを発揮する。四天王は渡辺綱、坂田金時、碓井貞光、卜部季武の4人を指し、保昌は「独り武者」と呼ばれる。 27日まで東京・歌舞伎座で上演中の「團菊祭五月大歌舞伎」には2演目に2人の保昌が登場する。2部の
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艶やかに
尾上菊五郎聞き書き/7 六代目の死 名優、舞台の終演後に変調
2022/5/16 13:11 1240文字立ち役と女形の両方で優れた演技を見せたことで、「兼ねる役者」と呼ばれた名優、六代菊五郎は1949年7月10日午後0時36分に63歳で没した。 最後の舞台は同年4月、東京劇場での「團菊祭」。「寺子屋」の松王丸、「加賀鳶(かがとび)」の梅吉と道玄を同4日の初日からつとめていた。 妻千代の著書「亡き人の
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「命どぅ宝」に込めたテーマ 沖縄ブーム起こした「ちゅらさん」秘話
2022/5/16 11:00 3018文字沖縄の芸能、エンタメは、沖縄戦で大きく傷付いた沖縄の人々を、そして沖縄を訪れる人々を、励まし、癒やし、元気づけてきた。日本復帰から50年。まずは21年前に「沖縄ブーム」を巻き起こしたNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「ちゅらさん」。地元出身の女優、国仲涼子さんの出世作でもある。「太陽に当たっているみた
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「ちむどんどん」させてくれているか NHK朝ドラ 担当記者座談会
2022/5/16 07:30 2125文字4月にスタートしたNHK連続テレビ小説「ちむどんどん」。沖縄北部のやんばるを舞台に、比嘉家の次女・暢子(黒島結菜)の成長を描く。比嘉家はさまざまな困難に見舞われるが、暢子は一流の料理人を目指して東京へ旅立った。本土復帰から50年を迎える節目のドラマだけに、ツイッター上もあれこれにぎわせている。放送
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400年、節目の和歌祭 「神輿わたり」城へ 白馬乗るマツケンも見参 /和歌山
2022/5/16 06:23 861文字和歌山市和歌浦西2の紀州東照宮の例大祭「和歌祭」が15日、営まれた。今年は始まってから400年の節目にあたり、例年の地元・和歌浦地区だけでなく、神輿(みこし)が和歌山城までわたった他、渡御行列は城周辺で繰り広げられた。祭りは新型コロナウイルスの影響で、2020年、21年は神事のみ実施。3年ぶりに街
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駅まで一席、わろてんか 大阪梅田-甲子園 噺家ユニット、阪神電車内で落語 /大阪
2022/5/16 06:21 581文字阪神電鉄は14日、電車内で落語を楽しめる「笑いの電車」を走らせた。松竹芸能の噺家(はなしか)5人組ユニット「五楽笑人」のメンバーが車掌帽をかぶって出演。乗客約40人は、大阪梅田駅(大阪市北区)から甲子園駅(兵庫県西宮市)までの約35分間、非日常の空間を楽しんだ。 大阪梅田駅を出発する時、車内には出
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影山貴彦のテレビ燦々
今田と江口のやり取り絶妙「悪女」 しなやかに乗り越えるカッコ良さ
2022/5/16 06:11 751文字<影山貴彦のテレビ燦々(さんさん)> 「悪女(わる)~働くのがカッコ悪いなんて誰が言った?~」(読売テレビ系)が、回を重ねるごとに面白くなってきた。今田美桜演じる底抜けに明るいことが取りえの新入社員、田中麻理鈴(まりりん)が、社内のひとクセもふたクセもある社員たちとトラブルを起こしそうになりながら
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視聴室
今野敏サスペンス 機捜235Ⅲ
2022/5/16 02:01 339文字◆今野敏サスペンス 機捜235Ⅲ(東京=後8・0) 原作は警察小説の名手、今野敏。警視庁第2機動捜査隊に所属する縞長省一(中村梅雀)と高丸卓也(平岡祐太)のコンビが難事件に挑む2時間ドラマ。 縞長は指名手配中の容疑者800人の顔と名前を記憶している「見当たり捜査のプロ」。 ある日、公園で流血した男
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“耳寄り”な話・TBSラジオ
アートを身近に感じる30分間
2022/5/16 02:00 418文字「NFT」って言葉、耳にする機会が増えましたよね? NFT=ノン・ファンジブル・トークンは、簡単に言うと、コピーが簡単にできてしまうインターネット上のデジタルデータに、「唯一のもの」として価値を持たせ、それが本物であるとする仕組みです。 このNFT、特にアートの世界で注目を集めており、TBSラジオ
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林遣都「自分の家族と重ねて」 舞台「セールスマンの死」19日から
2022/5/15 20:09 0文字 -
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エンタメノート
講談師・神田京子さんの“2拠点生活” 金子みすゞの人生を作品に
2022/5/15 18:00 3562文字講談師の神田京子さん(45)は、2年前に東京から山口へ住まいを移した。そこで、「明るい方へ」「私と小鳥と鈴と」などの詩で知られる山口出身の童謡詩人・金子みすゞ(1903~30年)に出合い、その人生や作品を講談に仕立て、2021年度の文化庁芸術祭で優秀賞を受賞した。「私の救いにもなった前向きな世界を
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林遣都「自分の家族と重ねて」 舞台「セールスマンの死」19日から
2022/5/15 10:00 832文字アーサー・ミラーの古典的名作「セールスマンの死」が19~22日、兵庫県立芸術文化センター阪急中ホール(同県西宮市)で上演される。苛烈な競争社会にもまれてきた父親、挫折を味わう息子たち、そして家族の崩壊――。現代にも色あせることのない人間ドラマの魅力を、出演者の高橋克実は「家族の話は刺さる」と、林遣
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らいよんアネックス
MBS発 有吉のこどもが聞いてるでしょうが きょう15日午後2時
2022/5/15 05:32 585文字◇愚直にぶつける質問 翻弄されるスターたち 本音や素顔が見える回答 こどもから唐突にむちゃな質問を投げかけられたという記憶ってないでしょうか? そんな時どう返しますか? ものすごく困って言葉に詰まり、質問内容にハッとした記憶ってきっとあるはずです。 この番組「有吉のこどもが聞いてるでしょうが」は、
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浜松に「家康」大河PR館 23年開業、経済効果に期待 /静岡
2022/5/15 05:20 421文字戦国の世を駆け抜け江戸幕府初代将軍に上り詰めた徳川家康の生涯を描く2023年NHK大河ドラマ「どうする家康」の放映に合わせて舞台の一つの浜松市がドラマのPR施設を建てることになり、現地で安全祈願祭があった。23年1月の開業予定で、地元では新たな観光資源の経済効果に期待が高まる。 大河ドラマ館は、家
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和歌祭 松平健さん紀州東照宮参拝 第八代将軍徳川吉宗公役で初参加 /和歌山
2022/5/15 05:15 357文字和歌祭に「第八代将軍徳川吉宗公役」として初参加する俳優の松平健さん(68)が14日、紀州東照宮を参拝し、祭りの安全と成功を祈った。 松平さんはテレビドラマ「暴れん坊将軍」シリーズで吉宗公役を演じ、お茶の間のスターとなった。松平さん扮(ふん)する吉宗公が白馬にまたがって海岸を走る印象的なシーンに合わ
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笑福亭仁智さん、文化大使を委嘱 羽曳野市 /大阪
2022/5/15 05:15 446文字羽曳野市は上方落語協会会長の笑福亭仁智さん(69)を市文化大使に委嘱した。仁智さんは同市出身。母校の市立丹比小学校で12日、開かれた委嘱式では「自問自答をしながら何ができるかを考えたい」と話し、羽曳野市を多くの人に知ってもらうため、地元を題材にした創作落語作りにも挑戦したいと抱負を語った。 市は今
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松喬日和
やっぱり今夜も眠れない 夫婦で激論、Eテレ「2355」
2022/5/15 05:15 1145文字好きなテレビ番組って2通りあると思いませんか? 毎週楽しみで楽しみで、5分前から正座して見る番組と、何かをしながら気軽に見られる番組と。後者で私の好きな番組にNHKEテレの「2355」があります。たった5分の番組です。見終えると日付が変わり「ボチボチ寝ようかなあ」と就寝の合図となっています。その番
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松尾貴史のちょっと違和感
ナポレオンズ・小石さん マジック?巨匠に引き合わせてくれ感激
2022/5/15 02:04注目の連載 1505文字昨年10月、マジシャンコンビ「ナポレオンズ」のパルト小石(本名、小石至誠)さんが亡くなった。ナポレオンズは、ボナ植木さんと小石さんの2人組で、軽妙洒脱(しゃだつ)なトークとユーモラスな演出でひきつける世界的にも有名なマジシャンだ。顔が見える窓の開いた円筒をかぶり、頭部が何回転もするオリジナルの奇術
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今週のNHK連続テレビ小説
ちむどんどん
2022/5/15 02:01 347文字1972年5月。比嘉暢子(黒島結菜)は、料理人になるために東京にやってきた。初めての大都会に衝撃を受ける。 トラブルも続発。暢子が身を寄せるはずだった兄・賢秀が失踪。多額の借金のせいで、母・優子(仲間由紀恵)、姉・良子(川口春奈)、妹・歌子(上白石萌歌)が残る実家はまた経済的困窮に陥る。 暢子は兄
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視聴室
呼び出し先生タナカ2時間SP
2022/5/15 02:01 316文字◆呼び出し先生タナカ2時間SP(フジ=後8・0) さまざまなゲストを生徒として迎え、担任のタナカ先生(田中卓志)と副担任のハセガワ先生(長谷川忍)が熱血指導するバラエティー。今回は2時間スペシャル。 ゲストは、和泉元彌、大倉士門、菊地亜美、ミッツ・マングローブ、山口もえなど12人。国語、社会、英語
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