浜岡原発:6号機新設を一時凍結する方針固める…中部電力

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浜岡原発=本社ヘリから撮影

 中部電力が浜岡原発6号機(静岡県御前崎市)の新設計画を一時凍結する方針を固めたことが24日分かった。原発新設に関する国の方針が不透明な中、3~5号機の運転再開を優先する考え。国への提出期限が迫る新年度の電力供給計画では、従来「平成30年代前半(2020年前後)」と表記してきた6号機の運転開始時期を明記しない。

 6号機の新設計画は廃炉にする1、2号機の代替電源として08年に中部電が発表。東京電力福島第1原発事故に伴う原発への不安の高まりを受け、昨年3月末にまとめた供給計画では、建設着工時期を当初予定の15年から16年に1年先送りしたが運転開始時期は変更していなかった。供給計画は毎年、電力会社が国に提出している。

 中部電は政府の要請に基づいて昨年5月、浜岡原発の運転を全面停止。防波壁建設などの津波対策工事を実施中で、3~5号機の運転再開を目指しているが、再開時期のめどは立っていない。【工藤昭久】

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