JAL:ジブリとコラボの特別塗装の787を披露 4年越しの夢を空へ

2012年10月13日

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ジブリとコラボしたB787特別塗装機=東京・羽田空港で2012年10月13日、米田堅持撮影

 日本航空(JAL)とスタジオジブリは13日、国内外の子供たちから募集したイラストをデザインしたボーイング787特別デカール機を東京・羽田空港の同社格納庫で公開した。

 JALが「紅の豚」などで知られるスタジオジブリとともに、新鋭機のボーイング787の就航に合わせて2007年8月~08年1月に「あなたが乗って旅してみたい、空飛ぶ乗り物」をテーマに空を飛ぶ空想の乗り物のイラストを募集。募集したイラストを機体に描いて飛行させることを企画した。

 しかし、787の受領が5年も遅れたことやJALの経営危機などがあり大幅に遅れていた。今年に入り787を受領し、会社としても株式を再上場するなどしたことから企画が夏から再始動。1万3474点のイラストから宮崎駿監督らが徳島県の山口裕子さん(15)の作品をはじめ7点を選び、宮崎監督のイラストと共に機体に描かれることになった。

 同機のお披露目イベントには、山口さんはじめ採用されたイラストを描いた7人と福島県いわき市から工場見学に訪れた子供たちと父兄ら約70人が招待され、外から機体を見たほか、機内も見学した。イベントにはスタジオジブリの鈴木敏夫プロデューサーも出席。「実はもう4年も前のことで忘れていました。でも、今日飛行機を見て審査した一枚一枚のことを思い出しました」とあいさつした。

 最優秀賞となり機体左右に描かれた山口さんのイラストは「未来の旅客機」がモチーフ。明るい花柄の機体に、中には宇宙人の乗客を乗せているという。小学校4年の時に2週間ほどかけて描いたという山口さんは「こんなに大きくてとても驚いたが、世界を飛び回るなんてとてもうれしい。」と話した。

 同社はこの機体を14日の羽田−北京線を皮切りに来年3月まで国際線に就航させる予定。【黒川将光】

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