
連載
みんなの広場
読者の声でつくる「みんなの広場」。政治や社会、事件など、皆さんの投稿を紹介します。
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びわ湖毎日マラソンは誇り=主婦・西川輝子・77
3/7 02:01 449文字(大阪府高槻市) 2月28日に行われた第76回びわ湖毎日マラソンは最後の「びわ湖コース」になった。湖国出身の私にとって寂しい限りだ。思えば1965年の第20回、友人たちと観戦した。エチオピアのアベベ・ビキラ選手を見るために。 アベベ選手は前年の東京五輪で五輪連覇を達成。ローマ五輪では靴を履かずに優
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感染者数リバウンド防げ=アルバイト・谷口新二・71
3/7 02:01 382文字(岐阜県可児市) 先日、妻と久しぶりに喫茶店に入った。その喫茶店は入り口を開放し、店内には空気清浄機が設置されていた。席ごとの間隔はあけられ、空席にはプレートで「消毒済み」と表示されているなど、十分な新型コロナウイルス感染対策が取られていて安心した。 しかし、若い女性グループが飲み物を飲み終わった
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手造りみそは風味豊か=主婦・加瀬静子・81
3/7 02:01 443文字(千葉県市原市) 2月17日の本欄「朝のみそ汁づくりに励む」を読みました。我が家でも20年以上前から88歳の主人がみそ汁作りを担当しています。 毎朝、昼の分まで作ります。具材は常に5種類以上を入れます。最近は切り干し大根を手作りして具にしました。だしは煮干しと昆布です。具だくさんなので、みそ汁に魚
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飲食店の感染防止策に感心=学校職員・錦織孝・57
3/6 02:01 394文字(福岡県小郡市) 先日、緊急事態宣言下ではあったが、老舗のハンバーグハウスに妻とランチに行った。驚いたのは、その店での新型コロナウイルス感染予防対策の徹底ぶりだ。 まず、店外のテラスの下で店員が感染予防を説明。トイレなどで席を立つ場合は必ずマスクをすること▽滞在時間は45分以内とし、食事が終われば
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先祖から受け継いだ命=会社員・藤盛貴行・49
3/6 02:01 367文字(栃木県日光市) 私は今、家系図を作ろうかと考えている。会社員生活30年を迎えた今年度、いろいろなことを振り返って「自分」のルーツについて調べてみようと思ったからだ。 私は、父方の祖父を知らない。両親が結婚するときには、すでに他界していたそうだ。会えなかったことを残念に思う。その祖父がいなければ、
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さかなクンに励まされ=主婦・吉田エミ子・73
3/6 02:01 397文字(大阪市都島区) いつの頃からか、「大変」という言葉をよく使っていることに気づきました。通勤ラッシュの光景を見たら「みんな大変な思いで働いているんだなあ」、テレビで頑張る芸人さんの姿にも「人間関係の苦労も大変だろうなあ」と。私も昔は大変とも思わず働いていたはずなのに、生きること全てが大変と思うよう
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祖母に会えない寂しさ=中学生・森田花・13
3/5 02:00 373文字(東京都世田谷区) 私の祖母が、介護施設に入りました。今までは家ですぐに会えたのですが、施設に入ると、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、なかなか会うことが難しくなってしまいます。 祖母の入った介護施設では、顔を見て話せるようにリモートでの面会を行っているそうです。しかし、祖母は目、耳も悪く、
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「尖閣」問題、関心低い国民=無職・吉津昭男・81
3/5 02:00 371文字(大阪府箕面市) 沖縄県・尖閣諸島周辺で中国公船が領海侵入や日本漁船への接近・追尾を繰り返していることが報じられている。本紙でもこの状況を度々報道し、問題点を指摘している。残念だが、日本政府は中国側に厳重に抗議したという対応に終わり、中国側の動きはやむことがない。 この問題について、我々国民の関心
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疑心暗鬼呼ぶ官僚のうそ=喫茶店経営・斎藤紅香・75
3/5 02:00 400文字(札幌市中央区) 2月後半の本紙記事「熱血!与良政談 虚偽答弁という病」を読んで、思い出したことがある。30年も前のこと、東京で働いている時、職場の友人と作家・住井すゑさんの講演会を日本武道館に聴きに行った。 和服姿の住井さんは、背筋を伸ばし、満場の聴衆に力強く生き方を説いた。中でも、強く印象に残
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意味を取り違えていないか=中学生・松本翔・15
3/4 02:01 388文字(長崎県佐世保市) ゴリラ研究の第一人者、山極寿一さんが書いた「作られた『物語』を超えて」を国語の授業で読んだ。凶暴で好戦的な印象があったゴリラだが、それは人間によって作られた都合のよい解釈だったと知った。 19世紀の中ごろにアフリカでゴリラと出くわしたヨーロッパの探検家たちは、ゴリラが2本足で立
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スーチー氏の解放願う=主婦・佐藤すぎ子・76
3/4 02:01 402文字(東京都三鷹市) ミャンマーで国軍が起こしたクーデターにより、アウンサンスーチー氏らが身柄を拘束されました。クーデターに抗議する国民のデモが連日のように行われていて、治安部隊の発砲により死者も出ています。私は、この事態に強く抗議の意思を示したいです。 今から25年ほど前、私はある中学・高校の保健室
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甲子園初出場の大崎にエール=期間雇用社員・山田俊信・62
3/4 02:01 375文字(堺市中区) 阪神甲子園球場で19日に開幕する第93回選抜高校野球大会。長崎県西海市の離島、大島にある県立大崎高校が初出場します。同じ長崎の離島出身者として、うれしく思います。長崎県は離島が多く、島の面積が約4割を占めます。過疎化が進む中で、離島からの甲子園出場は、県民にとって明るく希望の持てる話
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無念を吹き飛ばす春場所に=無職・志摩範夫・71
3/3 02:00 398文字(埼玉県朝霞市) 初場所でわが地元出身の大栄翔が初優勝し、次の春場所を楽しみに待つ中、2月23日の本紙スポーツ欄に「名門『時津風』また汚点」の大見出し。大の相撲ファンだけに無念でならない。 前時津風親方は昨年9月にもコロナ下での不要不急の外出が発覚し降格処分を受けたばかり。今回も弟子たちが厳しい自
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不安が先に立つスマホ=パート・向井奈菜・31
3/3 02:00 388文字(佐賀県鳥栖市) 2月22、23日の本欄「IT弱者を忘れないで」「スマホ時代に追い付かず」に共感した。つい最近までガラケーを使用していた私は、スマートフォンを手にして自分がIT弱者であることを痛感している。 コロナ禍でキャッシュレス化が進み、スマホの新料金プランのように、手続きまでもインターネット
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三十余年の投稿、自分史に=主婦・禾野静代・74
3/3 02:00 413文字(大阪府茨木市) 先日、ふとしたきっかけで本紙や地域情報紙などに掲載された私の投稿の切り抜きを全部読み返してみた。思えば、投稿を始めたのは37歳間近の頃。娘を出産、専業主婦となり家にいることが多く、社会との接点が極めて少なくなってしまった頃だった。育児や体調不良のため、長年続けてきた仕事や書道を継
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気持ちよさ支えるプロの仕事=元団体臨時職員・山本美幸・43
3/2 02:01 383文字(山口県光市) 先日まで臨時職員として働いていた職場で、私はあるスペシャリストたちに出会った。主に廊下やトイレなど共有スペースの清掃を行う清掃員の人たちだ。 初出勤の日、朝8時過ぎに出社しトイレに行った。ゴミ一つ落ちていない個室、そしてピカピカに磨かれた手洗い場が迎えてくれた。朝早い時間だけではな
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二つの見えない敵相手に=無職・今野金哉・72
3/2 02:01 392文字(福島市) 11日はあの忌まわしい東日本大震災と福島第1原発事故からちょうど10年になります。福島県民の約3万数千人が今も県内外で避難生活を余儀なくされ、帰還した人たちも放射線という「見えない敵」と闘っている艱難(かんなん)辛苦は、筆舌に尽くしがたいです。「福島の復興なくして日本の復興なし」という
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夫が髪カットしてくれる=パート・吉村奈々代・63
3/2 02:01 404文字(大阪市大正区) 新型コロナウイルス禍の中、友人との食事や子ども家族との集まりも自粛し、ストレスがたまる日々である。そんな中でちょっとした変化があった。私の髪のカットを夫が担当してくれるようになったのだ。 ある時、コロナで美容院へ行くことをためらう私に夫から「俺がしたろうか」と提案が。夫の五分刈り
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ペン字習って気持ちに変化=団体職員・山口恵美子・59
3/1 02:02 378文字(大阪市北区) 子どもの頃から字を書くのが下手だった。パソコンのおかげで書く機会は減ったものの、日常的に文字を書くことから逃れることはできない。 職場事務所が移転したビルの中にペン字教室があった。少々悩んだ末、体験レッスンを経て月に3回のレッスンを受けるようになった。それから1年3カ月。1時間半の
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ママのワクチン接種、大丈夫=医師・能美なな実・36
3/1 02:02 392文字(北九州市小倉北区) 私は近く新型コロナワクチンを接種する。毎朝一緒に新聞を読む小学1年生の娘は、聞いたことのない「ふくはんのう」や「アレルギー」という言葉に非常に敏感になった。ことあるたびに「ママが打たなきゃいけないの」「ママに何かあったら、わたしはどうしたらいいの」と聞いてくる。 大学病院で他
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