
読者の声でつくる「みんなの広場」。政治や社会、事件など、皆さんの投稿を紹介します。
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第二の人生は趣味中心で=無職・福吉拓雄・78
2022/5/27 02:01 376文字(長崎県) サラリーマンの定年も延びる中、退職後の第二の人生も短くはない。18日付の本欄にもこれに関する投稿「第二の人生への心構え」があった。私も60歳を前に毎日が日曜日となったら、どう過ごすか悩ましく思ったものだ。 当時、趣味を堪能する先輩たちの元気な姿に「自分もそうありたい」と真剣に考えた。一
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マスクを外して街を歩けば=会社員・高橋麗子・56
2022/5/27 02:01 371文字(大阪府) 出勤途上にマスクを外して歩いたのは一体、いつ以来のことだろう。顔に覆いのないことの、何という爽快感! コロナ禍が少しずつ収まりつつある中、政府はマスク着用を必要としない場面についての見解をこのほど出した。例えば、屋外なら「徒歩での通勤などで人とすれ違うような場合」。 私はこれを受け、先
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良いオッサンと悪いオッサン=会社員・伊藤雅紀・24
2022/5/27 02:01 403文字(静岡県) 最近、いろいろなかいわいでオッサンが注目されている。去年のM―1グランプリのチャンピオン、錦鯉のお二人がその一例だ。ボケの長谷川雅紀さんがネタの初めに叫ぶ「こんにちはー!」はキャッチーで記憶に残るあいさつだ。ツッコミの渡辺隆さんのさえる返しもさることながらお二人から漂う雰囲気の良さが見
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「体重のかかった言葉」伝える=大学生・矢上真衣・18
2022/5/26 02:01 389文字(鹿児島県) 「よりよい授業をするにはどうすればよいのだろうか」。私はこの春大学の教育学部に進学し、今もこの問いについて考えている。大学受験の迫った高校3年生の秋、私は一人の恩師に会いに行った。私が中学生の時の国語担当で、聞きたいと強く感じる授業をする先生だった。その理由を聞ければ、教師になるにあ
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物価高で安心できない生活=無職・松崎敦子・58
2022/5/26 02:01 390文字(福島県) 病気になって、生活保護を受けて1人で暮らしている。生活は楽ではない。ましてや、生活保護の水準より低い所得の世帯も多いと聞く。 諸物価高騰の折、現行の我が国の生活保護制度では、健康で文化的な最低限度の生活を維持するのに苦労を強いられる。マスクも消毒液も、以前は必要のなかった物品だ。その分
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老舗青果店に通う楽しみ=無職・金馬功蔵・73
2022/5/26 02:01 383文字(大阪府) 自宅の近所に、創業100年になる青果店がある。地元で大変に親しまれている老舗で、高齢のご夫婦が営んでいる。店に行くと世間話、旬の野菜や果物、鮮度のいい青果の見分け方、調理方法などいろいろな話が聞けて楽しい。 店の前は通学路で車が多く走るので、2人は子供110番のボランティアもしている。
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「ひと」欄を使った授業=中学生・槙梨花・14
2022/5/25 02:01 387文字(東京都) 「ひと」の魅力を語る。 国語の授業でこんなテーマで学習をした。日本には、私たちが知らない所で活躍したり、あまり表に出ないような仕事場で活動したりしている人がとても数多くいる。 毎日新聞の「ひと」という欄には、そんな数多くの小さな活躍者の魅力がぐっと詰め込まれた記事が書かれている。 国語
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「母の日」に静かに感謝=パート・山之内耕子・63
2022/5/25 02:01 379文字(福岡県) 17日本欄の「ちょっと悲しい母の日」を読みました。実家のお母さまやお義母(かあ)さまにカーネーションを贈り喜ばれながら、当のご本人は息子さんから優しい言葉一つもなく、何もしてもらえなかったとのこと。さぞ悲しい思いをされたことでしょう。 毎年「母の日」が近づくと、数年前に、ある新聞で目に
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社会人になり新聞の良さ気付く=会社員・小西朝陽・24
2022/5/25 02:01 378文字(島根県) 今春、大学院を出て、人材派遣に関する会社に就職した。初の1人暮らしで生活が変化した。その一つが新聞購読だ。入社当初は必要ないと思い購読契約をしていなかった。しかし、最近になって、新聞が発する情報、知識、知恵などの有用性に目覚めた。 その転機になったのが、会社の新入社員研修。約2週間、会
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18歳成人で思い出したこと=無職・木幡公明・65
2022/5/24 02:00 381文字(福島県) 18年前の5月、東京の私大に入学した18歳の娘から、「お父さん、クレジット契約結ぶから保証人になってよ」と電話があった。 アパートに来たセールスの女性から「就職には英会話が必要」と、100万円以上する英会話教材の購入を勧められた。なかなか帰らないので仕方なく購入を決めたが、未成年で契約
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トビウオのギネス記録に驚嘆=大学生・脇坂絵馬・21
2022/5/24 02:00 385文字(石川県) トビウオが海から飛び出て45秒間も空中を遊泳した映像が、最長飛行記録としてギネス世界記録に認定されたというニュースを先日、見て驚嘆しました。 認定された映像は、2008年に放送されたNHKの自然番組「ダーウィンが来た!」の番組スタッフらが同年5月、鹿児島県の屋久島に向かうフェリー上から
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駅前の危ない自販機=パート・野村祐子・63
2022/5/24 02:00 398文字(東京都) 東武東上線の下赤塚駅北口の改札口を出ると、すぐ目の前に飲料水の自動販売機3台と証明写真撮影カメラ1台が設置されているのが目に入る。「大きな地震が起きた時、倒れてくるのではないか」とここを通る度、いつも不安に感じている。 建物の壁際にあるのならば理解できる。しかし、これらの自販機と証明写
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感慨深い「心の眼」=無職・藤田修三・75
2022/5/23 02:00 388文字(静岡県) 本紙に月1回連載されている「心の眼(め)」を感慨深く読んでいる。ご自身も目が不自由な佐木理人(あやと)記者が執筆している。健常者がつい見過ごしてしまいがちな日常のさまざまなことが、記者の視点から語られることで、新たな気付きに納得したり反省したりすることも少なくない。 日本で唯一の週刊点
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点字毎日創刊100年に思う=主婦・皆藤京子・58
2022/5/23 02:00 424文字(静岡県) 視覚障害者のためのニュースや情報を、独自の取材と編集で発行してきた国内唯一の点字新聞「点字毎日」が創刊100年を迎えた。視覚障害者と社会を結ぶさまざまな事業も手掛けるユニバーサル社会の先駆けといえるだろう。 「点毎」の存在や長きにわたる活動の様子を特集記事などで詳しく知ることができた。
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管理組合の業務の難しさ=会社員・井上竜太・33
2022/5/23 02:00 380文字(兵庫県) 昭和の雰囲気が残る築40年余りの分譲マンションに住んでおり、住人同士で協力しながら管理しています。マンションの管理組合の役員を2年おきに交代制で住民から選び、この度、私は理事になりました。 その業務は多岐にわたります。例えば、今後予定されている配管などの大型修繕工事に対し、どの業者を選
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ラジオも視覚障害者の励みに=塾講師・上田真弓・62
2022/5/23 02:00 381文字(千葉県) 毎日新聞社が発行する日本唯一の週刊点字新聞「点字毎日」が創刊100年を迎えた。新聞社として素晴らしい取り組みだと思う。ぜひこれからも継続していただきたい。 1人暮らしの私は食事の時にラジオを聞いているが、毎週日曜日の夕食時は午後7時半からNHKラジオ第2の「視覚障害ナビ・ラジオ」を聞い
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挿絵と文章の見事な調和=無職・市原利行・73
2022/5/21 02:01 388文字(高知県) 「みんなの広場」を真っ先に読んでいます。さまざまな読者が、日常や社会、更には世界で起きている出来事への思いや意見をつづっていて、毎日楽しませてもらっています。 そんな中で、いつも感心するのが、この欄に彩りを添えている「挿絵(カット)」です。幼少から高齢者までが、思い思いに筆を走らせてい
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自転車は正しく乗って=自営業・末吉貴浩・61
2022/5/21 02:01 381文字(長崎県) 車が1台しか通れない狭い道を運転していると、前から2人乗りの自転車が走ってきた。自転車側はペダルを踏まなくても走行できる、緩やかな下り坂だ。私の車を認識していながら減速する気配はない。自転車をこいでいた女性がちょっと後ろを振り向いた瞬間、自転車がふらついた。危険だと感じた私は車を止め、
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引き返す勇気も必要=会社員・上田紫・58
2022/5/21 02:01 390文字(神奈川県) 本欄「一歩間違えば遭難していた」(4月26日付)を読み、過去の経験から人ごとではないと感じた。 北海道へ一人旅をした3年前のこと。空き時間を利用してホテル近くの神社へお参りに。脇道から2人の女性登山者が下りてきたので、私も登山をすることを話すと、「今登った山はすぐなので行ってみたら」
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書くことを教わった祖父、悼む=大学事務補佐員・島津燎・22
2022/5/20 02:00 377文字(京都府) 私の父方の祖父が5月上旬に亡くなりました。脳梗塞(こうそく)が原因で約3年半入院。お医者さんから「いつまで持ちこたえられるか分かりません」と言われていましたが、訃報を知った時はとても驚きました。 祖父は新聞へ投書をしたりと、文章を書くのが好きなやさしい人でした。私が今、文章をつづること
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