
毎日新聞読者から寄せられたご意見、ご感想を紹介します。毎週月曜日に掲載します。
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新型コロナ「第9波」
2023/9/25 02:00 457文字新型コロナウイルスのワクチンの秋接種が20日に始まりました。季節性のインフルエンザの流行と「第9波」が重なり、更なる感染拡大を心配する声が目立ちます。 「国民は専門家ではない」という長野県の男性は「大相撲のテレビ中継を見ていたらマスクをしているのは1割程度でした」。個人の判断に委ねられた「マスク」
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関心高い、性加害問題
2023/9/18 02:01 452文字ジャニーズ事務所元社長、ジャニー喜多川氏による性加害問題に対する反応が、記者会見(8日朝刊)後にたくさん届きました。 「悪いのはジャニー喜多川氏だが、蛮行を報じなかったメディアの責任も大きい」「毎日新聞社はざんげも猛省もないのか」など、本紙に対する厳しい意見も頂きました。 一方、「悪いのはジャニー
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鳥からのSOS?
2023/9/4 02:01 462文字大阪府の男性は99歳。趣味で鳥の写真を撮っています。ある公園での体験を電話で語りました。 「アオバズクを探していたらシジュウカラが飛んできたんです。5、6メートルほど先にいたのが、2、3メートルまで近付いてきたのでシャッターを切りました。一度は飛び去りますが、数分後、近くに飛んで来た時には、アオム
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戦没者の遺骨収容
2023/8/28 02:00 456文字戦没者の遺骨収容の集中実施期間が2029年度まで延長されたのを受けて、政府の積極的な関与を訴えた記者の目「戦没者の遺骨収容」(9日朝刊)への反響です。 「感激した」という長崎県の男性は、父の最期の地を訪ねた思い出を語りました。「ツアーを利用して兄弟4人、中国雲南省へ行きました。ビルマ(現ミャンマー
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梅干し作り
2023/8/21 02:01 461文字7月末に85歳で亡くなった伝承料理研究家、奥村彪生(あやお)さんへの感謝の言葉を記した手紙が届きました。差出人は静岡県在住。 奥村さんの訃報を見たのは、梅干しの土用干しをしていた8月2日の朝刊でした。「本(料理番組のテキスト)との出合いがなければ梅干しを作ることもなかった。(先生に)感謝し、ご冥福
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物流の「2024年問題」
2023/8/7 02:02 455文字残業規制強化などに伴うトラック運転手不足による物流危機「2024年問題」をテーマに、日常生活や経済に欠かせない物流の課題と解決策を探った「記者の目」(7月26日朝刊)への反響です。 大分県の女性は「温暖化の問題にまで踏み込んでくれたのが、うれしかった。私たち消費者が『今日の何時までに注文したら明日
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高齢者の免許更新
2023/7/31 02:01 464文字自動車の運転免許更新時の「高齢者講習」を74歳で受けた長崎県の女性が「免許を持ち続ける気持ちがなえた」と電話で語りました。 70~74歳の高齢者は、免許更新前に座学や運転適性検査、運転講習などを受ける必要があります。 電話の女性が気になったのは教習所で実車を走らせる「運転講習」でした。「(運転講習
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地層に核実験の痕跡
2023/7/24 02:00 456文字国際地質科学連合が、新たな地質時代候補「人新世」の始まりを示す地層「国際標準模式地」としてカナダの湖を選出(12日朝刊)。その記事に気づかず、13日の余録の内容に驚いた福岡県の読者が「何度も読んだけれど意味が分からなかった」と訴えました。 電話の男性は新しい地質時代を示す地層にプルトニウムが含まれ
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剰余金の使い道
2023/7/17 02:03 455文字国の2022年度の税収は過去最高の70兆円超えで、一般会計決算剰余金が2兆6294億円の見込み。政府はその半分を防衛力強化に充てる方針です(4日朝刊)。 この政府方針に疑問を抱いた岡山県の女性が意見を寄せました。「経済の回復で所得税や法人税が増え、物価上昇に伴い消費税収も増えました。これは私たちの
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梅雨時の体調改善法
2023/7/3 02:00 472文字梅雨の季節の体調不良に「効くマッサージ」の投書が、6月1日朝刊「みんなの広場」に載りました。宮崎県の女性が、そのマッサージを1週間行ったところ耳鳴りが「軽微」になったと投稿(20日朝刊「みんなの広場」に掲載)。 女性の投書を見た多くの読者が「梅雨時に効くマッサージ」を知りたいと、反応しました。「マ
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平和願う勇気くれた
2023/6/26 02:00 459文字軍備増強の必要性が叫ばれる現状などに「新しい戦前」を感じる奈良県の男性が、「勇気をくれた」二つの記事(14日夕刊、一部地域15日朝刊)の感想を寄せました。 「台湾有事」がテーマの記事で元防衛相の岩屋毅さんは、台湾の人たちが望むのは「現状維持」だと言い、緊張緩和や危機回避が「政治が本来なすべきこと」
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気になるけど「心配」
2023/6/19 02:00 456文字任意のはずだったマイナンバーカードは、関連法成立で健康保険証との一体化が事実上義務化。さまざまなトラブルが続出する中で、多くの読者が声を上げました。 89歳の栃木県の男性はカードを作っていません。運転免許証は返納、身分証代わりの健康保険証の一体化が気になるものの「悪用が心配」。「課題があれば法律が
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少子化対策の財源
2023/6/5 02:01 457文字衆院解散などをにらみ先送りされた少子化対策の財源論議(1、2日朝刊)。読者も注目しています。 政府が検討している「国民1人あたり月500円程度の社会保険料の負担増」(5月25日朝刊)に対して、買い物の前に「最安値」をチェックする山口県の男性は「(年金生活者としては)保険料のアップは困る。負担増を求
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正解のない哲学
2023/5/29 02:01 454文字認知症になったら「安楽死」を選ぶのか(13日朝刊・喫水線「安楽死は正解のない哲学」)。“答えの出ない問題”に対する反響です。 「世の中が動いてくれないかと考えている」という読者は「安楽死」に前向き。「問題提起して議論を巻き起こしたいと思います」と、報道による啓発に期待を寄せます。 「認知症や寝たき
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入管法改正案
2023/5/22 02:00 454文字参院で入管法改正案の審議が始まりました。人権的な問題が指摘されている政府案に対し、一部野党が難民認定の第三者機関設置などを盛り込んだ対案を提出。読者の関心が高まっているようです。 野党4会派が提出した対案に注目する読者は多く、「国民が知るべき内容です」「国連人権理事会の特別報告者らが問題ありとした
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「理解増進法」に賛否
2023/5/8 02:00 452文字超党派の「LGBTに関する課題を考える議員連盟」の稲田朋美会長代理が主要7カ国首脳会議(G7サミット)までに「理解増進法を成立させたい」と発言(4月21日朝刊)。性的少数者問題に対する意見が多数届いています。 神奈川県の読者は「法律や条例は当事者が受ける人権侵害を防ぐもの。法制化に反対する政治家や
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「脱原発」と「原発推進」
2023/5/1 02:00 464文字ドイツは「脱原発」を完了しました(4月15日朝刊)。一方、日本は脱原発から原発推進にかじを切りました。この判断が「納得できない」という男性は訴えます。 「ドイツの脱原発は福島の事故を教訓にしたもの。ところが、日本は原発の『寿命』を延ばし、再稼働を進めるという」。気がかりは南海トラフの巨大地震。発生
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少子化対策の評価
2023/4/24 02:03 453文字児童手当の所得制限撤廃など政府が打ち出した「異次元の少子化対策」への意見が届いています。 東京都の男性は効果に懐疑的。「将来への希望がないと結婚は考えないし、子どもがほしいと思えない。カネをやると言われて分かりましたとは言わないでしょう」 8年前の統一地方選でも自民党が訴えていた「女性活躍社会」。
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窓口負担増に動揺も
2023/4/10 02:03 456文字食品の値上げなどを記した「4月から暮らしこう変わる」(3月30日朝刊)で読者の関心事は「診療報酬の特例措置(従来の健康保険証使用時の診療報酬値上げ)」。 マイナンバーカード保険証の導入・普及のため4月から12月までの特例で、医療費の窓口負担3割の人が従来の保険証を使うと、初診、再診時の窓口負担に6
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ウクライナ兵の証言
2023/4/3 02:00 459文字ロシアによる侵攻から1年が過ぎたウクライナ。心身に傷を負ったウクライナ軍兵士の証言を伝えた「兵士が見た戦場」(3月19~21日朝刊掲載)への反響の一部です。 「心が揺さぶられた」という大阪府の女性は自身に障害があり、戦場で両脚や片腕を失った兵士の苦悩が身につまされました。その上で「ウクライナ支援を
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