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21世紀枠は釜石、長田、小豆島の3校

釜石高校野球部=岩手県釜石市の同校で2015年11月25日、藤井朋子撮影
秋の高校野球県大会で初優勝して喜ぶ小豆島=高松市生島町のレクザムスタジアムで2015年10月3日、古川宗撮影
21世紀枠の近畿地区候補に選ばれたとの報告を聞く長田の部員ら=神戸市長田区の長田高で2015年12月11日、五十嵐朋子撮影

 第88回選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高校野球連盟主催、朝日新聞社後援、阪神甲子園球場特別協力)の選考委員会が29日、大阪市北区の毎日新聞大阪本社で開かれ、21世紀枠の出場校が、20年ぶり2回目出場の釜石(岩手)と、ともに初出場となる小豆島(香川)、長田(兵庫)の3校に決まった。

 21世紀枠は全国9地区の候補校を東日本(北海道、東北、関東・東京、東海、北信越)と西日本(近畿、中国、四国、九州)に分けて1校ずつ選んだうえで、地域を限定せずにもう1校を選出した。残る6校は一般選考の対象となる。

 東日本から選出された釜石は、釜石南時代の1996年の初出場に続いて2回目。東日本大震災の死者・行方不明者が1000人以上にのぼり、復興途上にある岩手県釜石市にある創立100年超の伝統校だ。被災した生徒が全体の3分の1を超え、そのほとんどが現在も仮設住宅で生活する。親が亡くなったか行方不明という部員も3人いる。21世紀枠特別選考委は「甲子園出場は被災地にとっても大きな喜びになる」と満場一致で選ばれた。

 西日本から選ばれた小豆島は初出場。部員17人ながら昨年10月の香川県大会決勝で、翌月の明治神宮野球大会を制覇する高松商を破って初優勝し、四国大会に出場した。島というハンディを克服すべく、部員と指導者が一体となって練習に取り組んで成果をあげた。少子化で2017年春に土庄高校と統合される。特別選考委は「少子化の時代、生徒減に悩む学校の希望の星と言える」と満場一致で選出した。

 3校目の長田も初出場。兵庫県内屈指の進学校で、グラウンドを他の部と共有するなど限られた環境の中での工夫した練習で、秋の県大会で8強入りを果たした。

 昨秋の明治神宮大会で高松商(香川)が優勝したことに伴い、四国地区に与えられた「神宮大会枠」を含む一般選考の出場29校は同日夕に出そろう。【デジタル編集部】

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