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一般選考29校…各地区の選考経過

出場校名が掲示された第88回選抜高校野球大会の選考委員会総会=大阪市北区で2016年1月29日午後3時40分、森園道子撮影

 北海道      <枠1、候補4>

 着実な試合運びで地区大会を制した札幌第一が順当に選ばれた。主将でエース右腕の上出は4試合34イニングを投げ自責点1と防御率0・26。130キロ台後半の角度のある直球にスライダー、チェンジアップを低めに集める巧みな投球術が評価された。また1年生レギュラー陣の成長に期待。準優勝の北海道栄が補欠校になった。

 東北       <枠2、候補14>

 地域性を加味しても、東北大会で決勝に進んだ2校と4強組との力の差は大きいとして、青森山田、八戸学院光星の青森勢が選ばれた。東北大会を制した青森山田は決勝で3安打完封と好投した本格派右腕・堀岡の球威ある直球が高い評価を集めた。準優勝の八戸学院光星は右腕・桜井が準々決勝、準決勝を連続完封。青森大会では青森山田を降して優勝しており、安定感は群を抜いているとされた。補欠には仙台育英と盛岡大付が選ばれた。

 関東・東京    <枠6、候補・関東16、東京4>

 関東は昨年の秋季大会の4強が選ばれた。優勝した木更津総合は、2試合連続1失点完投の早川と準決勝で完封した武田の両左腕を中心に投手の層が厚く、攻守にソツがないとされた。準優勝の常総学院は左腕・鈴木と右腕・樫村の安定感が買われた。桐生第一は小技を駆使したつなぐ打撃が認められ、東海大甲府は1、2回戦でコールド勝ちした打力が評価された。

 東京は、秋季大会優勝の関東一を選出。切れ目のない打線に機動力を絡め、6試合で計53得点を挙げた攻撃力が高評価を得た。

 6枠目は関東大会8強の花咲徳栄と東京大会準優勝の二松学舎大付の比較になり、昨夏の甲子園でも活躍した速球派左腕・高橋昂と中軸の好打者・岡崎を中心とした総合力で勝るとして、花咲徳栄が選ばれた。補欠校に関東は8強の日本航空、霞ケ浦、東京は二松学舎大付が選ばれた。

 東海       <枠2、候補13>

 東海大会で決勝に進出した2校が順当に選ばれた。優勝した東邦は総合力の高さが評価された。投打の柱の藤嶋は2回戦で七回参考ながら無安打無得点試合を記録するなど3試合を1人で投げ、決勝では4番打者として3ランをマーク。5番の松山も決勝で2本塁打と長打力がある。準優勝したいなべ総合は4試合50安打の強打が持ち味で1年生の本格派右腕・渡辺啓を擁する投手力も高評価を得た。補欠校には4強の海星、三重が選ばれた。

 北信越      <枠2、候補17>

 北信越大会を制した敦賀気比、準優勝の福井工大福井の福井勢が2枠を占めた。敦賀気比のエース山崎は188センチの長身を生かした直球とスライダーが魅力。昨春夏の甲子園メンバーの主将・林中を中心とした勝負強い打線と堅守が評価された。福井工大福井は、準決勝で負傷したエース田中を欠きながらも継投で粘った決勝の戦いぶりや、4番・北村らの強力打線が認められた。補欠は4強の佐久長聖と8強から日本文理が選ばれた。

 近畿       <枠6、候補16>

 150キロ左腕・高山、主将・吉沢ら前回センバツ4強メンバーを軸に近畿大会を制した大阪桐蔭、神村−後藤の1年生バッテリーが引っ張る準優勝の滋賀学園をまず選出。4強の龍谷大平安、明石商も順当に選ばれた。8強組の中では、好右腕・村上を擁する智弁学園が他の3校を上回るとして5校目に決定。最後の1枠は市和歌山に決まった。明石商にコールド負けした準々決勝はエースへの代打策が裏目に出て2番手投手が大量失点した結果で、大きなマイナス要因にはならないと判断。打線の積極性などを評価したうえで、左腕・主島が好投しながらも滋賀学園に延長で敗れた報徳学園とチーム力は互角との結論に至り、最後は地域性が加味された。

 中国・四国    <枠6、候補・中国15校、四国11校>

 中国はまず、球威ある直球が武器の本格派右腕・高田を擁して地区大会を制した創志学園と、長打力と巧みな小技を生かして準優勝した南陽工が選ばれた。四国は地区大会と明治神宮大会で優勝した高松商を最初に選出。エース浦の好投と地区大会で1試合平均6・75得点の打撃力が評価された。競り合いの強さが光った地区準優勝の明徳義塾が続いた。四国の3校目は4強の土佐と済美の比較になり、準決勝で明徳義塾と延長の接戦を演じた土佐が、主戦・尾崎の巧みな投球も含めて選出された。残る1校は、中国4強のうち総合力が上の評価を受けた開星と、四国で4番目評価の済美との比較で、粘り強い攻撃と投手力の高さから開星が選ばれた。

 九州       <枠4・候補17>

 九州大会で初優勝した秀岳館、準優勝の海星がまず選ばれた。秀岳館は4番・九鬼を中心に九州大会の全4試合で2桁安打をマークし、4本塁打を記録。右の有村、左の中井を擁する投手陣も層が厚く、総合力の高さが評価された。海星も4試合全てで2桁安打をマーク。服部、島原の1、2番が好機を作って中軸で得点を挙げる、安定感のある攻撃が認められた。続いて8強入りした残りの6校を比較し、3校目は鹿児島実に決定。4番・綿屋を軸に2回戦、準々決勝でコールド勝ちした攻撃力が評価された。最後の枠は小柄な左腕・森山を中心とした粘り強い戦いで4強入りした日南学園。補欠校は潜在能力が高い左腕・浜屋を擁する樟南が上位になった。

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