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追悼と復興を願う黙とう 組み合わせ抽選会

黙とうする釜石の菊池智哉主将(中央)ら=大阪市北区の毎日新聞大阪本社オーバルホールで2016年3月11日午前9時、大西岳彦撮影

選手宣誓は小豆島主将「やっちゃいました」

 第88回選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高校野球連盟主催)の組み合わせ抽選会は11日、静寂の中で始まった。東日本大震災の発生から5年。大阪市北区の毎日新聞大阪本社オーバルホールは、追悼と復興を願う場になった。

 午前9時。司会者が「1万5000人を超える尊い命が失われ、今も数多くの被災者が不自由な生活をしている。犠牲者の冥福を祈り、黙とうをささげたいと思います」と述べると、32校の主将や監督らが起立し、約1分間、目を閉じた。

選手宣誓を引き当てた小豆島の樋本尚也主将=大阪市北区の毎日新聞大阪本社オーバルホールで2016年3月11日午前9時44分、大西岳彦撮影

 津波で被害を受けた岩手県釜石市から21世紀枠で出場する釜石の菊池智哉主将(2年)は5年前、家族の安否が分からず、1人で絶望と不安の中で夜を明かした。沿岸部にあった自宅は流された。翌日に家族と再会。「震災は二度と起きてほしくない。それでも地震が起きたら声をかけ、率先して避難したい。どんな状況にも負けない強い気持ちで生きる」と改めて誓った。大会第2日第1試合で、21世紀枠で初出場する小豆島(香川)との対戦が決まった。

 選手宣誓を引き当てたのは小豆島の樋本尚也主将(2年)。「やっちゃいました。避けたかったです。注目されるのは苦手」とはにかんだが、「責任をもってやりたい。自分らしい言葉で宣誓したい」と決意を述べた。

 阪神大震災の被災地・神戸市長田区にあり、21世紀枠で初出場する長田(兵庫)は海星(長崎)と対戦。大会連覇を狙う敦賀気比(福井)は青森山田(青森)と。昨秋の明治神宮大会を制し、20年ぶりの春に挑む高松商(香川)はいなべ総合(三重)との顔合わせとなった。【センバツ取材班】

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