メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

 <第88回選抜高校野球>

    二枚看板の一翼担う 青木快人投手(2年)

    青木快人投手

     高校生では少数派のアンダースロー。高校入学後、サイドから手首のスナップを利かせて投げる才能を佐藤秀太郎コーチや福田治男監督に見いだされ、野手から転向した。継投戦略が中心の現チームで、主戦の内池翔投手(2年)と並ぶ二枚看板に成長した。

     昨秋の公式戦は全9試合中7試合で登板。県予選初戦で2回を投げて3失点と悔しい思いをした。「中途半端はだめ」と悟り、できる限り上体を倒して低い位置から投げることを心がけるようになった。今では指が地面につくこともあるほどの超絶サブマリンだ。

     父和宏さんは社会人野球の三菱重工横浜の元4番打者。尊敬する父の期待に応えたい。「一球一球全力で投げる」と意気込む。

    守備で仲間を支える 山下裕輝内野手(2年)

    山下裕輝内野手

     新チーム結成直後の昨夏、高田修平主将(2年)と1日交代で主将を務めたこともあり、仲間の顔色の変化には敏感。「失敗を気にして落ち込むと次の失敗を生む」と考え、エラーした選手には必ず「気にするな」と声をかける。高田主将が下を向いている時には代わりに大声を出す。

     「練習すればするほど上達を感じられる守備が好き」。高い悪送球にならないよう、ベルトを目がけて投げることを心がけるが、送球を意識し過ぎて捕球時に手元を見損ね、失策につながるケースが多かった。自主練習で仲間を誘って毎日ノックを受け、ミスなく捕れるようになった。「捕ってから投げる」と心で唱える。「守備で仲間をしっかりと支えたい」

    持ち味の堅守に磨き 柳谷太一内野手(2年)

    柳谷太一内野手

     1歳上で俊足打者だった兄参助さんに憧れ、同じ桐生第一に入学。内野手と捕手を兼任している。「攻撃が得意な兄と違って、自分の持ち味は堅実な守備」と語る。

     軟式野球塾に通った中学生時代から兄と比較されることが多かった。「兄にできないことをやろう」と考え、ノックや遠投の練習に力を入れてきた。ミスのない守備がメンバー入りの条件となる桐一は「自分にフィットしている」と感じる。

     2年前、センバツ出場を決めた当時1年生の兄に「負けて帰ってくるな」とメールで激励した。兄からの返事は「来年はお前と一緒に甲子園行こう」。2人の約束はかなわなかったが、「自分の成長を兄に見せたい」と奮起している。

    「芯で捉えヒット」自信 西村仁捕手(1年)

    西村仁捕手

     桐生市川内町出身。近所の野球塾「佐藤ベースボールクラブ」に通った桐生第一の先輩が2年前に8強に躍り出たセンバツを見て入学を決めた。自転車で片道40分の通学路は急勾配の坂ばかり。「足腰の強さが増した」という。

     中学3年の時、中体連軟式野球県大会準決勝で、最終回に放った安打がチームを勝利に導いた。普段は控え捕手だが、「甲子園ではここぞというチャンスで代打として活躍したい」と意気込む。

     冬の実戦練習で凡打が続き、悩んだ時期もあったが、逆方向への強い打球が得意な高田修平主将(2年)を目指してティーバッティングを重ね、「バットの芯で捉えたヒットが打てるようになってきた」と自信をつけた。=つづく

    あわせて読みたい

    毎日新聞のアカウント

    話題の記事

    関連サイト