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昨年の準決勝「あの本塁打で人生変わった」

打撃練習をする松本=京都府京田辺市の同大で、安田光高撮影

初の2打席連続満塁本塁打、敦賀気比の松本は同志社大進学

 昨年の選抜高校野球大会準決勝の大阪桐蔭戦で、春夏通じて史上初の2打席連続満塁本塁打を放った敦賀気比(福井)の松本哲幣が今春、同大へ進学した。「あの本塁打で、人生が変わった」。甲子園を沸かせた右打者は、関西学生野球での活躍を目指す。

 今月6日から同大の練習に参加。「技術も体力も高校野球より一段上。打球や送球の速さが違う」と大学のレベルに驚いている。ただ、楽しそうに見えるのは、はい上がる喜びを知っているからだろう。

 もともとは投手で、高校2年の春から外野手に転向。打者としては出遅れ、冬の成長に懸けた。1学年上の先輩が前年の冬、バットを振り続けた結果、その年の夏に強打を発揮し、甲子園で4強入り。サクセスストーリーを間近で見て「先輩たちよりも振ろう」と、必死に振り込んだ。センバツでは背番号「17」でベンチ入り。先発に抜てきされた準決勝で、高校野球史に残る記録を打ち立てた。決勝でも本塁打を放ち、春夏通じて初の北陸勢優勝に貢献した。

 一躍、注目されたことで、「進学の選択肢が広がり、この大学に入ることができた」と松本。京都出身で、高校時代は土日に試合がある度に家族が応援に来ていた。「実家の近くで野球をすれば、負担が減る」と考え、大学は地元を希望。バット1本で、進路を切り開いた形だ。

 野球を続ける上で刺激を受けているのが、チームメートだった平沼翔太(日本ハム)の存在。今月上旬、卒業式で再会し、「プロで待っている」と言われた。「大学の試合で先発出場するのが今の目標」と足元を見る18歳。同じ舞台に立つ日を夢見て、大学野球の生活をスタートさせた。【安田光高】

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