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「打者にコース伝達」の疑いで球審から注意

【花咲徳栄−秀岳館】四回裏に金丸球審から注意を受ける鍛治舎監督=阪神甲子園球場で2016年3月23日、津村豊和撮影

 ○秀岳館(熊本)6−5花咲徳栄(埼玉)●

 23日の第3試合、秀岳館−花咲徳栄戦で残念な出来事があった。秀岳館が攻撃していた四回2死二塁の場面で、打者にコースを教えている疑いがあるとして、二塁走者と鍛治舎監督が球審から注意を受けたのだ。

 腕で腰付近を触るような走者の仕草は、バックネット裏の記者席からでも見て取れた。本人は「ユニホームの上着が出ないようベルトに手をやっていた」と言う。だが走者やベースコーチが捕手のサインを見て、打者にコースや球種を伝えることは明確に禁じられている。紛らわしい行為を慎むべきなのは言うまでもない。

 近年の甲子園では、2013年夏でも同じような場面があった。さらに、今年1月に開かれた今大会の選考委員会総会では、昨秋の四国大会で同様の事例があったことが報告された。選考には影響なかったものの、報道陣がいる場であえて言及したのは、センバツでは「品位」が選考基準の一つだからだ。

 無意識であっても、軽率な行為が熱戦に水を差すことがある。鍛治舎監督は「紛らわしいことをしてはいけない。しっかり反省して次の試合を迎えたい」と言った。フェアプレーの精神とともに、改めてかみしめたい。【野村和史】

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