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予想的中の適時打 木更津総合・小池

【木更津総合−大阪桐蔭】三回表木更津総合1死満塁、小池が左前2点適時打を放つ=阪神甲子園球場で2016年3月26日、川平愛撮影

 ○木更津総合(千葉)4−1大阪桐蔭(大阪)●(2回戦・26日)

 三回1死満塁。木更津総合の3番・小池は打席で、いつもより5センチほどベースから離れて立った。大阪桐蔭の左腕・高山が内角直球で詰まらせにくると踏んでいたからだ。

 予想通り、140キロの直球が来た。脇を締めて打ち返し、強引に左翼前へ運んだ。ポトリと落ちて2点適時打となった打球を見て、小池は「力で勝った」と思った。一方の高山はまだ、内角直球で「押し切れる」と思い込んでいた。

 続く4番の鳥海も「(高山は)ピンチで直球を投げてくる」。やはり直球が来ると、右前へはじき返して3点目。ようやく高山が変化球に転じるも、5番・山下はそれも見越していた。初球のスライダーを快音とともに左翼へ運んで二塁打に。4点目を挙げた。

 木更津総合は昨秋、花咲徳栄・高橋昂、常総学院・鈴木ら、左の好投手を擁するチームを破って関東大会を制した。それだけに、左腕に対する苦手意識はなかった。さらに1回戦では、札幌第一の183センチの長身右腕・上出を打ち崩し、選手たちは自信を深めていた。身長180センチ、自己最速150キロを誇る高山との対戦が決まると、マウンド上にマシンを設置したり、投手が通常より手前から投げたりする打撃練習をこなしてきた。

 周到な準備と経験を重ねて全国制覇5度を誇る関西の雄を倒し、鳥海は「関東大会の投手の方がキレがあった」。その言葉に、唯一勝ち残った関東勢のとりでとしてのプライドがにじんだ。【前本麻有】

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