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健大高崎の伊藤・竹本両投手、人命救助で感謝状 高崎広域消防局「勇気ある活動」 /群馬

高崎消防の岡田勉局長から感謝状を受け取る健大高崎の伊藤敦紀投手(左)=高崎市中大類町の健大高崎で

 <第89回センバツ>

     今春のセンバツ大会に出場する健大高崎の伊藤敦紀投手(2年)と竹本甲輝投手(2年)が人命救助活動に貢献したとして、16日、高崎市等広域消防局から感謝状が贈られた。竹本投手がインフルエンザで休んだため、代表して受け取った伊藤投手は「監督からいつも『私生活の小さなことからちゃんとしていこう』と言われていたので、それが(人命救助に)つながった」と話した。

     高崎消防などによると、2人は1月16日午後7時5分ごろ、練習を終えて帰宅途中、高崎市島野町のコンクリートブロック製造会社の駐車場で、30代の男性会社員が倒れているのに遭遇。この会社員の同僚の119番通報で現場に到着した救急車を誘導するなどした。

     高崎消防の岡田勉局長は「勇気ある活動に心から感謝したい」とたたえた。

     2人がとっさに取った行動は、青柳博文監督の生活指導のたまものだ。

     「トイレ掃除は心を育てる」「にんげん力」「自分の悪い点を指摘してくれる人は自分の師だ」--。野球部のグラウンドやトイレには多くの教訓が貼られている。「毎回、言葉で言えないので、トイレのような習慣で行くところにあれば、自然と見るから」(青柳監督)

     男性は救急搬送されたものの、3日後に亡くなった。2人は、この男性が高校野球のファンだったことを後日、勤務先の社員から聞いた。伊藤投手は「亡くなったと聞いた時はショックだった」と悔しさをにじませながらも「天国から見てくれていると思うので、センバツをしっかり戦いたい」と気を引き締めた。【山本有紀】

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