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第89回選抜高校野球

大会総括 打高投低、傾向著しく

 <2017 第89回センバツ高校野球>

     第89回選抜高校野球大会は、大会通算の333得点、608安打、112二塁打は大会新記録で、「打高投低」の傾向が著しかった。ただ、4強入りしたチームはそれぞれ異なる特徴をみせた。

     5年ぶり2回目の優勝を果たした大阪桐蔭は山田が12安打と好調で、決勝では藤原が先頭打者本塁打を含む2本塁打と活躍。エンドランなど積極的な攻撃が光った。投手力も高く、全5試合に登板した徳山は140キロ前後の直球とスライダーが切れ、試合を作った。二遊間を中心に守備も堅く、総合力で春夏通算50勝を達成し、決勝では6戦無敗の勝負強さをみせた。

     準優勝の履正社(大阪)は14犠打と手堅い攻撃で好機を作った。1本塁打の3番・安田に加え、打率5割の浜内や準決勝で逆転への口火を切った代打・白滝など層が厚かった。

     2試合続けて延長十五回引き分け再試合があった。雨天順延と再試合で休養日がなくなっていたため、再試合に勝った福岡大大濠、健大高崎(群馬)は準々決勝で敗れたが、決勝まで4日連続試合になる可能性があり、投手起用の難しさが浮き彫りとなった。

     注目のスラッガー・早稲田実(東京)の清宮は本塁打を打てず、2回戦で敗れた。21世紀枠では選手10人の不来方(岩手)が思い切りのいいプレーをしていたのが目を引いた。地区別では、近畿勢が4強に3校入り、関東・東京勢は2年連続で入れず、西高東低の大会だった。【安田光高】

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