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誠実に明朗に

90回センバツ智弁学園 支える人たち/1 野球部OB会会長 生駒敬雄さん(54)=京都府綾部市 /奈良

後輩にエールを送る智弁学園野球部OB会会長の生駒敬雄さん=佐藤英里奈撮影

 <第90回記念選抜高校野球>

    つらい練習、人生の糧に

     「まとまりのあるチーム」。硬式野球部の3代目OB会長は、今年の選手たちの団結の良さを高く評価する。

     中学生の頃、当時のチームを率いていた高嶋仁・元監督をテレビで見て憧れ、「野球をするならここしかない」と1979年に入学。厳しい練習に耐え、高3の夏には遊撃手として甲子園の土を踏んだ。現在、大阪府枚方市の市立ひらかた病院で経営企画課の課長代理を務め、手術に必要な物品や薬の買い付けなどを担う。

     700人以上が在籍するOB会。ともに二つ年下の後輩で懇意にしていた副会長の辰巳眞敏さんと事務局長の吉田和正さんに会長就任を打診され、「俺で良ければ」と2014年4月に就任した。

     全国各地に散らばるOBたちに、インターネットやはがきなどで活動費用への協力を呼び掛け、現役の選手たちにさまざまな支援を続ける。夏の暑い日に選手の飲み物が不足しそうになった時には、「どんどん差し入れな。そのためにOB会をやっている」と発破をかけた。16年のセンバツで念願の優勝を果たした後にはトレーニングマシンや優勝記念のボードを贈った。

     「甲子園に出るためにやったつらい練習の数々が、色々な局面で『あの時耐えられたのだから、それに比べたら』と開き直れる人生の糧になっている」と自身の高校時代を振り返り、「つらい練習は役に立つ。練習通りやれば、結果は付いてくる」と後輩たちの活躍に期待する。

         ◇

     センバツに出場する智弁学園。チームを陰日なたで支える人たちの思いを聞く。【佐藤英里奈】=つづく

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