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高校野球・新世紀

第5部 変わる常識/3(取材後記) 栄養と食べやすさ 頭ひねる親に感謝を

各自で作った料理を持ち寄り、センバツに向けた食について考える彦根東の親たちと講師の海老教授(中央)=2018年2月14日、浅妻博之撮影

 今春のセンバツまで1カ月少しに迫った今月中旬。彦根東(滋賀)野球部員の親が集まり、大会に向けた食事ついて考えていた。講師は同校で選手の体づくりをサポートする公認スポーツ栄養士の海老久美子・立命館大教授。各自が考えた料理について海老教授から意見をもらうのだが、生き生きとした表情で聞いている様子が印象的だった。

 汚れた練習着の洗濯、毎日の弁当に加えて、補食用におにぎりを別に持たせるなど、球児の親は忙しい。さらに栄養を考えた上で、食べやすいメニューをと毎日頭をひねっている。原功征投手(2年)の母敦子さんは、「食が細くて昔はつらそうに食事をしていたが、白米を雑穀米にするなど工夫することで量を食べられるようになってきた」と話す。59キロだった昨夏から65キロまで増えた。「毎日大変ではないか」という問いに、「活躍する姿が楽しみなので」と笑顔が返ってきた。

 「食事もトレーニングのうち」という言葉は、自分が球児だった約20年前によく聞かされた記憶がある。とはいえ、白飯だけではさすがに食は進まなかった。食事は苦行ではなく、まずはおいしく楽しむもの。そのための工夫をしてくれている親に、球児たちには感謝をしてほしい。【浅妻博之】

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