小児がん乗り越え 折尾愛真・上地選手 出場、母に約束
会員限定有料記事 毎日新聞
夏の甲子園大会第6日の10日、日大三(西東京)に敗れた折尾愛真(北福岡)の4番・上地龍聖選手(3年)は、幼い頃に小児がんと闘った。退院の日、病室で見た甲子園決勝が忘れられずに憧れ続けてきた舞台。初戦突破できなかったが「楽しんでプレーできた」とすがすがしい表情をみせた。
5歳の時、突然激しい腹痛に襲われた。深刻な病とは思わなかったが、小児がんだった。入院して抗がん剤治療を受けた。母佐代子さん(45)も病院に寝泊まりし、食事ができず…
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