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第100回全国高校野球

金足農準優勝 捕球練習、1日300球 菊地捕手、エースの「ありがとう」に涙

五回のピンチにマウンドの吉田輝星投手(左)に駆け寄る菊地亮太捕手=阪神甲子園球場で2018年8月21日、猪飼健史撮影

 「今までありがとう」。金足農の菊地亮太捕手(3年)は、ゲームセットで整列する直前、グラウンドで吉田輝星(こうせい)投手(同)に肩を組まれ、こう言われた。相棒から感謝の言葉を伝えられたのは、これが初めてだった。2人で涙が止まらなかった。「うん、うん」。そう返すのが精いっぱいだった。

 昨秋に新チームが発足し吉田投手と初めてバッテリーを組んだ。同級生ながら、既にエースとして活躍していた右腕は、控えだった自分には一回りも二回りも大きく見えた。配球の指示をしてもずっと首を横に振られた。「信頼されていないな」

 エースの速球にキャッチャーミットのひもはすぐにぼろぼろになった。他の投手より4倍早い1カ月に1度の…

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