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夏の高校野球

881球、力尽き 金足農・吉田投手

【金足農-大阪桐蔭】力投する金足農の吉田=阪神甲子園球場で2018年8月21日、渡部直樹撮影

 〇大阪桐蔭(北大阪)13-2金足農(秋田)●(21日・阪神甲子園球場、決勝)

    金足農・3年 吉田輝星(こうせい)投手

     経験したことのない強打に、最後まで一人で投げ抜くことはできなかった。5回を投げて12安打を浴び12失点。六回から右翼手に回った最速150キロ右腕は「大阪桐蔭打線は思い描いていたより、はるかに上。全く歯が立たなかった」と脱帽した。

     一回無死一、三塁では低めのスライダーで中川、藤原の中軸を連続空振り三振。これでピンチを切り抜けられるかと思ったが、自らの暴投で先取点を許し、石川に右中間2点適時二塁打。今大会初めて1イニング3失点した。

     3回戦以降の5日間で4試合目のマウンド。「下半身に疲れがたまってきて、四回ぐらいから動かなくなった」と疲労はピークに達していた。低めに伸びのある直球を投げようとしても踏ん張りが利かず、上体に力が入って球が浮いた。

     6試合で881球を投げて計62奪三振。最後に輝くことはできなかったが、チームを準優勝に導いた。「甲子園は自分たちを強くさせてくれた」。成長を実感した舞台だった。【藤田健志】

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