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秋季東北地区高校野球大会

聖光が逆転負け 県勢3校、初戦で敗退 /福島

 第71回秋季東北地区高校野球大会(東北地区高野連主催)は14日、秋田市のこまちスタジアムとさきがけ八橋球場で2回戦6試合を行った。今年春夏の甲子園に出場し、昨年秋の東北大会で優勝した聖光学院は花巻東(岩手)に一時7点差をつけたが、終盤に投手陣が崩れて10-12で逆転負け。福島商は先発の大内良真投手(2年)が仙台育英(宮城)の打線につかまり2-10でコールド負けした。日大東北を含む県勢3校は初戦で姿を消した。【寺町六花】

    投手陣制球乱れ

     <こまちスタジアム>

     ▽2回戦

    花巻東(岩手)

      001002270=12

      035000002=10

    聖光学院

     (花)中森、西舘、古川端、松本、佐藤、中森-武田、山崎

     (聖)須藤、金沢、小賀坂-吉田修

    ▽三塁打 中森、中村勇(花)

    ▽二塁打 中村勇(花)

     聖光学院は二、三回で計12安打を集めて7点をリード。だが六回以降は投手陣の制球が乱れ、八回は花巻東に打者一巡の猛攻を浴びて逆転を許す。九回、吉田修の適時打などで2点を返し、満塁の好機を作ったが及ばなかった。

    先発・大内力尽き

     ▽同

    仙台育英(宮城)

      0102043=10

      0002000=2

    福島商

     (七回コールド)

     (仙)大栄、尾形-小野寺、猪股

     (福)大内-安斎▽二塁打 入江、大栄、水岡(仙)山口(福)

     福島商は3点を追う四回、相手バッテリーの乱れと山口の右中間への適時二塁打で1点差に詰め寄るが、五回以降は1安打と沈黙。五回まで8奪三振の先発・大内は六、七回に連打を浴びるなど力尽き、コールド負けした。


     ■白球譜

    我慢強い投球へ鍛錬誓う 聖光学院2年・須藤翔主将

     勝負は決まったかに見えた。打線がつながり、五回までに7点をリード。「気の緩みはなかった」が、六回以降は甘く入った直球を狙われ4失点し、七回途中で降板。相手に流れを奪われた。試合後、「最後まで投げる覚悟はあった」と淡々と話したが、目は真っ赤だった。

     この日は球に切れがなく、捕手の要求通りに制球が決まらず苦しんだ。五回まで1失点で切り抜けられたのは、野手の正面に打球が飛ぶなど「ラッキーだった」からだと振り返る。次第に打ち崩され「野手に頼りきりだった」と悔やんだ。

     継投陣が持ちこたえられず逆転を許した後も、「自分がくじけた姿を見せたくない」とベンチから声を振り絞った。「まだ終わったわけじゃない。もう一回、気持ちを入れろ!」。打線は粘り、九回裏に2点を返すも力尽きた。

     1学年上の先輩たちは、昨年秋の東北大会で初優勝。「プレッシャーはなかった」が、県大会より上のレベルのチームと戦い、実力の差を味わった。「反省材料はたくさんある。もっと我慢強く投げられるように、冬に食らい付いていくしかない」。主将として、エースとしてさらなる成長を誓った。【寺町六花】

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    4月3日の試合

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