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「高校野球200年構想」 今年度は全国で約120事業

 日本高校野球連盟と朝日新聞社、毎日新聞社は3日、高校野球の将来の普及・発展を目指す「高校野球200年構想」の事業を行うため、今夏の第100回全国高校野球選手権記念大会の余剰金から1億5000万円を充てることを発表した。選抜大会の記念事業費から拠出している5900万円を合わせ、今年度はすでに実施したのも含めて全国で約120事業を展開する。

     日本高野連の調査では、今年度硬式の部員数は15万3184人で前年度比8389人減となり、1982年の調査開始以降で最大の減少数となった。高校野球200年構想は少子化や野球離れが進む中、「次の100年」を目指して3者が企画し、普及▽振興▽けが予防▽育成▽基盤づくり――の5点を目標に掲げている。

     「普及」は部員らが未就学児や小学生を訪問したり、高校に招いたりして、一緒にボール遊びをするなど野球に触れる機会をつくる。「振興」は中学の軟式部員を対象に硬式球に慣れるための練習会などを開催。「けが予防」では整形外科医や理学療法士などと連携し、小学生から高校生を対象に肩肘の検診やけが予防のコンディショニングの指導を行う。

     今年7月にティーボール教室などを開催した青森県をはじめ、北海道や群馬県、長崎県、熊本県などで実施され、事業資金はこれらの活動を補助する形で使う。日本高野連の竹中雅彦事務局長は「現場の指導者らが危機感を抱き、それがいろんな事業になっている。今後も余剰金などを200年構想に充てていきたい」と話している。【安田光高】

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