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センバツ平成の名場面

/54 第90回大会(2018年) 根尾、2年連続の優勝投手

最後の打者を一塁ゴロに打ち取り、ベースカバーに入る大阪桐蔭の根尾昂選手。左端は智弁和歌山の高嶋仁監督=2018年4月4日、山崎一輝撮影

 2018(平成30)年の第90回大会は、記念大会のため最多タイの36校が出場し、総入場者数は平成になった1989年以降最多の54万人に上った。2年連続で近畿勢同士が顔を合わせた決勝は4年連続10回目出場の大阪桐蔭が、4年ぶり12回目出場の智弁和歌山を降し、2年連続3回目の優勝を果たした。連覇は30(昭和5)年の第一神港商(現神港橘=兵庫)、82(昭和57)年のPL学園(大阪)に続いて史上3校目。

     大阪桐蔭は、背番号1の柿木蓮投手(日本ハム)ではなく、前年の優勝投手で遊撃手と投手を兼ねる根尾昂(あきら)選手(中日)が先発登板した。四回に2点を失い、七回を除く毎回走者を許したが、自身の好守でダブルプレーを2度完成させた。粘りの投球で完投した。

     攻撃陣は四回、エラー絡みで追い付き、七回は宮崎仁斗外野手の適時打で勝ち越し。八回には4番・藤原恭大(きょうた)外野手(ロッテ)と根尾選手の連続適時長短打で2点を加えた。

     大阪府勢のセンバツ優勝回数は愛知県勢を抜き単独1位の11回となった。大阪桐蔭は18年夏の甲子園も制し、史上初となる2度目の春夏連覇を達成。西谷浩一監督は春夏通算7回目の優勝で、元PL学園監督の中村順司氏を上回り、歴代最多とした。

     一方、智弁和歌山を3度全国制覇に導き、智弁学園(奈良)と合わせた春夏通算68勝(35敗)の最多勝利記録を持つ高嶋仁監督は18年夏の選手権を最後に退任した。ダッグアウト最前列に仁王立ちする姿は甲子園の風物詩だった。=つづく


     ▽決勝

    智弁和歌山

      000200000=2

      00020012×=5

    大阪桐蔭

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    4月3日の試合

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