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高松商「コツコツネバネバ」 13本の単打積み重ね、最速147キロ右腕を攻略

【春日部共栄-高松商】五回裏高松商2死二、三塁、香川が右前2点適時打を放つ=阪神甲子園球場で2019年3月23日、山田尚弘撮影

第91回選抜高校野球

 ○高松商8-0春日部共栄●(23日・甲子園)

 「コツコツネバネバ」。高松商が今年の攻撃スタイルを貫き、春日部共栄を圧倒した。

 象徴的なのが1点リードの五回。1死から9番・新居が中前打、2死後に大塚が逆方向へ右前打を放つなどして2死一、三塁。3番・香川は追い込まれながらもファウルで粘り、一塁走者が二盗を決めた直後の9球目に外角の直球を片手一本で拾うと、打球は一、二塁間を破った。2点を加え、長尾監督は「明暗が分かれたところ。あれでリズムに乗って行けた」。六回に4点を奪い、突き放した。

 15安打のうち13本が単打。準優勝した3年前のチームと比べ、長打力はないが、その分、各選手がミートを意識してコンパクトに振ることができる。それが最速147キロ右腕・春日部共栄の村田を攻略できた要因だ。

 下位打者でもフルスイングするパワー野球全盛の高校野球において、しぶとく単打でつなぐ攻撃。「昔ながらのコーヒー牛乳のよう」と長尾監督。平成最後の甲子園大会に登場した第1回センバツ王者は味わい深い野球を見せてくれる。【安田光高】

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