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第91回選抜高校野球

習志野8-2日章学園 習志野、攻めた初回

【習志野-日章学園】一回表習志野2死満塁、角田が左翼線3点三塁打を放つ=徳野仁子撮影

 <2019 第91回センバツ高校野球>

    第2日(24日・阪神甲子園球場)

     習志野が相手守備の乱れに乗じて快勝した。一回、敵失を足場に1死二塁とし、根本の右前適時打で先制。さらに高橋雅と角田の適時三塁打などでこの回計7点を挙げた。先発・山内はコースを突き、八回途中2失点。日章学園は七回に石嶋、長田の連続適時二塁打で2点を返したが、6失策で大量失点したのが痛かった。

    敵失突き一挙7点

     相手の隙(すき)を逃さずに突く。勝負の鉄則を貫いた習志野が、試合開始早々に主導権を握った。

     一回、先頭の竹縄が遊ゴロ失で出塁し、続く小沢は「相手にミスがあったので、ここで決めれば勢いに乗るだろうと思った」と、第1ストライクをきっちり一塁前に転がして送りバントを決めた。3番・根本が3球目の外角直球を捉えて右前に引っ張り、わずか6球で先制。その後も敵失二つに乗じて長打攻勢をかけ、一挙に大量7点を奪った。

     ほころびを突く姿勢は、走塁にも表れた。四回、先頭の根本は中飛の落球で一気に二塁へ。次打者の初球で離塁が大きく、捕手からけん制球を投げられたが、送球が自らのヘルメットに当たって大きく左翼方向に転がると、ためらわずに三塁を回って生還した。

     習志野の昨秋のチーム打率は2割9分8厘と高くはない。それだけに小林監督は「『打撃』ではなく『攻撃』をしよう」と説き、バントや走塁の練習に力を入れてきた。根本は「『攻撃は打つことだけではない』という意識があるから、迷わず次の塁を狙えた」と声を弾ませた。

     チームは次戦で、前日に17奪三振完封した右腕・奥川を擁する星稜(石川)と戦う。「自分たちが持っている力を全て出し切らないと勝てない」と根本。今大会屈指の好投手を、総力を挙げて崩しにいく。【平本泰章】

    かわして自責0

     ○…習志野の2年生左腕・山内は打者の打ち気をうまくかわした。球速120キロ台の直球を中心にスライダーやカーブを織り交ぜ、「コントロールとテンポ」を意識して低めを突き、六回まで1安打に封じた。七回に味方の失策絡みで2点を失ったが、「高校の公式戦では経験がない」という八回も続投し、途中降板したものの自責点ゼロ(失点2)。先発の役割を果たして「後ろに(エース右腕の)飯塚さんがいるけど、負担を掛けないのが一番」と喜んでいた。

    日章学園、終盤に意地

    力投する日章学園の先発・石嶋=幾島健太郎撮影

     ○…日章学園の先発右腕・石嶋はバットで意地を見せた。8点を追う七回2死二塁、習志野・山内のスライダーを流し、右翼線適時二塁打でチーム初得点をたたき出した。「点を取られた分、自分で取り返すしかないと思っていた」。投手としては一回に球が浮いて4長短打を浴び、バックや自身の失策もあって7失点。相手応援団の大声援に緊張も加わって「気持ちがアップアップになっていた。切り替えられなかった」という。7回8失点で自責点ゼロだったが、「全部自分のせい」と自らを責めた。


     ○…1回戦…○

     △午前9時3分開始(観衆3万9000人)

    習志野(千葉)

      700100000=8

      000000200=2

    日章学園(宮崎)

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    4月3日の試合

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