「生物多様性をいかに事業活動に取り込めるか」をテーマにWWFジャパンとIUCN日本プロジェクトオフィスが3月26日(金)、東京・千代田区で国際シンポジウムを開催する。
2009年8月に環境省が発表した「生物多様性民間参画ガイドライン」に見られるように、企業の事業活動における環境問題として近年「生物多様性」が新たな課題と して急浮上してきました。これに先立つ3月、日本経団連自然保護協議会からは「日本経団連生物多様性宣言」が発表され、生物多様性への取組の必要性も企業 の間で認識されつつあります。
しかしながら、企業からは「なぜ企業がこの問題に取り組まなければいけないか」「どのような取組をしなければいけないのか」「何を求められているのか」といった質問もよく寄せられ、多くの企業がこの問題への取組に戸惑っていることが窺われます。
他方、2009年11月30日からジャカルタで開催された「第3回ビジネスと生物多様性チャレンジ会合」では、企業は生物多様性に‘ネットポジティブ’な影 響をもたらすべきことを謳った『ジャカルタ宣言』が採択される等、先進的なヨーロッパ企業を中心とした取組が急展開しており、世界各地でビジネスを展開す る日本企業にも影響が出てくると思われます。
日本企業を取り巻くこのような状況を踏まえ、本シンポジウムでは、海外からの話題提供を中心に生物多様性保全への取組の必要性とアプローチを提唱し、日本企業の取組促進の一助となることを目指します。
日時:2010年3月26日(金)13:30~17:00
内容:<基調講演>
「生物多様性の指標化と限界」
Jonathan Loh (WWFインターナショナル・アドバイザー)
<講演1>
「EUにおけるビジネスと生物多様性の取り組み」
Gijs Berends(駐日欧州連合代表部一等書記官)
<講演2>
「IUCNがアジアで進めるビジネスと生物多様性プログラム」
Shiranee Yasaratne (IUCNアジア地域事務所 ビジネスと生物多様性プログラムコーディネーター)
<報告>
「第3回ビジネスと生物多様性チャレンジ会合・革新的資金メカニズム議論・グリーン開発メカニズム議論」
粟野美佳子(WWFジャパン生物多様性条約担当)
■パネルディスカッション
コーディネーター:古田 尚也(IUCN日本プロジェクトオフィス シニアプロジェクトオフィサー)
パネリスト:講演者
半谷順(日本経済団体連合会自然保護協議会事務局次長)
谷口雅保(積水化学工業CSR部環境経営グループグループ長)
講演者紹介 Jonathan Loh:WWFが2000年より隔年で発表している「Living Planet Report」の開発者。サセックス大学(英国)及びロンドンインペリアルカレッジにて生物学を専攻。ロンドン動物学協会名誉研究員。現在、言語的多様性の損失に関する数値指標の開発にも取り組んでいる。
Shiranee Yasaratne:天然資源管理や環境影響評価及びプロジェクト評価・管理が専門。コロンボ大学(スリランカ)で動物学・環境科学・バイオ化学・分子生物学・遺伝子工学を専攻。1998年から2008年までIUCNスリランカ代表。スリランカ環境省中央環境局で、産業廃棄物規制に関する手続きや環境影響評価手続きを策定。国際影響評価学会理事。
Gijs Berends:駐日欧州連合代表部通商部一等書記官。エラスムス大学(オランダ)で行政学を専攻後、ケンブリッジ大学クイーンズカレッジでヨーロッパ研究の修士号取得。オランダ国家政策科学評議会で研究員として勤務後、欧州連合欧州委員会に入局。保健・消費者保護総局、通商総局を経て2006年に現職に着任。
場所:経団連会館 経団連ホール北(東京都千代田区大手町1-3-2)
地図:http://www.keidanren-kaikan.jp/map.html
参加費:無料
主催:WWFジャパン・IUCN日本プロジェクトオフィス
共催:日本経済団体連合会自然保護協議会
言語:日本語・英語(同時通訳)
申込み:お申し込みは電子メールにて先着順で受け付けます(1メールにつき1名)。こちらから受講証を返信メールにてお送りいたしますので、当日受講証を印刷の上、 ご来場下さい。申込後3日以上(土日を除く)たってもこちらからの返信メールが無い場合は、お手数ですが下記問い合わせ先までご連絡下さい。定員に達した 場合はその旨返信メールにてご案内いたします。
申込先:cbd2010@wwf.or.jp
(アドレスをコピーしてお使いいただく場合は@を小文字に直してください)
メールタイトルに「国際シンポジウム参加希望」とご記入の上、メール本文に下記の事項をご記載下さい。
会社・団体名(日本経済団体連合会自然保護協議会会員企業、WWFジャパン法人会員企業の方は、社名の後にその旨ご記入下さい。両方の会員になっていらっしゃる場合は、どちらか一つで構いません)
部署名、氏名、氏名フリガナ、電話番号、メールアドレス
問合せ:WWFジャパン自然保護室 電話:03-3769-1713 担当:粟野・大倉
※個人情報について
ご 記入いただいた個人情報は、受講証の送付・定員を超過した場合のお知らせ・参加者人数の把握・参加者の属性の把握・今後関連するお知らせをお送りするため にのみ使用いたします。ご記入は任意ですが、返信に必要な情報の記入がない場合はお送りできないことがございます。個人情報の利用目的の通知、開示、訂 正、追加または削除、利用停止、消去及び第三者提供停止などのお問い合わせは個人情報保護係(privacy@wwf.or.jp、Tel: 03-3769-1719)にて承ります。
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2010年3月19日