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慶応義塾:269億円赤字

 学校法人・慶応義塾(東京都港区)の08年度決算が公表され、リーマン・ショックによる保有資産価値の急落で、過去最大の269億円の大幅な支出超過(赤字)になった。

 慶応義塾の08年度収支決算によると、3月時点で株式や債券などの有価証券約1343億円を保有していた。昨年9月以降の世界的な株価下落と円高により、有価証券の評価額は約535億円下落。著しく下落した有価証券は簿価との差額約170億円分を損失処理したほか、当初予定していた資産運用収入も減収となり、大幅な赤字となった。下落率が比較的低かった約366億円分は含み損として計上した。

 慶応義塾広報室は「学校運営に直接の影響はない。大きな評価損や含み損を出したことは誠に遺憾」と話している。【井崎憲】

毎日新聞 2009年5月28日 東京夕刊

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