家電

文字サイズ変更
はてなブックマークに登録
Yahoo!ブックマークに登録
Buzzurlブックマークに登録
livedoor Clipに登録
この記事を印刷

コンテンツエキスポ:「“耳引っ張り”ナビ」「口臭吹き矢」 最新技術一堂に

耳牽引型ナビゲーションデバイス(電気通信大)
耳牽引型ナビゲーションデバイス(電気通信大)

 立体映像やCG(コンピューターグラフィックス)の最先端の研究成果やアート作品を紹介する「デジタル・コンテンツ・エキスポ2009」が22日、日本科学未来館(東京都江東区)などで始まった。同日開かれた開会式には、中鉢良治・デジタルコンテンツ協会会長、同館の毛利衛館長らが出席。毛利館長は「(エキスポでは)研究者が直接、子供たちの教育に参加すると聞いている。科学技術への理解を広めるためには、コンテンツが大事だ」と話した。

 電気通信大が開発中の「耳牽引(けんいん)型ナビゲーションデバイス」は、耳を引っ張る感覚で行く方向を示す装置。テレビアニメの「サザエさん」が、弟のカツオくんの耳を引っ張って、家に帰るイメージで、洗濯ばさみのような部品で耳を挟み、操縦かんで前後左右に動かすと、同じ方角に耳が引っ張られる。引っ張る力は強くはないが、前に引っ張られるとつい足が前に出る。

 口臭を使ったシューティングゲームを発表したのは金沢工大学園。においが強いと、武器の「吹き矢」の破壊力が強くなり、敵を倒すことができる。会場では、チョコレートやポテトチップス、野菜ジュースなど、においの強い食べ物を並べ、参加者は少しずつ食べながらゲームを体験していた。同大が、子供たちに試してもらったところ、ピーマンなど嫌いなものを率先して食べ、付き添いの保護者を驚かせたという。

 大阪大が展示している「アソブレラ」は、かさに当たる雨の振動を記録して再生する装置。晴れた日や室内で雨を体験できないかと、学生が開発し、国際学生対抗バーチャルリアリティーコンテストで審査員特別賞などを受賞した。打楽器の振動を遠隔地に送ったり、振動を打ち消す装置などへの応用が考えられるという。

 筑波大のメディアビークルは1人乗りのまゆ型の乗り物。内壁全体にビデオ映像を映し出す。遊園地のアトラクションに似ているが、アトラクションが床に固定されているのに対して、メディアビークルは車のように自由に動かせる。低い視点で撮影した映像を映せば、小動物になった感覚を味わえる。乗り込むと周囲を映像に囲まれるため、2次元の映像でも3次元映像のような現実感を感じるという。

 ほかに、ロボットに洗濯物のたたみ方を教えるシステム(科学技術振興機構)、触れるバーチャルキャラクター(東京工業大、電気通信大)などを展示。ステージでは、漫才ロボット「パペじろう」や、女性型ロボット「HRP-4C」のステージもある。25日まで。【岡礼子】

2009年10月22日

PR情報

家電 アーカイブ一覧

 

おすすめ情報

注目ブランド