握り寿司にサンドイッチ、ラーメン、たこ焼き、果ては薬まで。これがチョコレート?と見まがう品ぞろえ。握り寿司のシャリの部分が実はチョコになっており、ワサビの小袋にはワサビ風味のちょっと大人向けチョコボールが入っていた。
素材やおもしろ商品などを豊富にそろえる日用雑貨店「東急ハンズ」(本社・東京都渋谷区)は「ハンズのバレンタイン」と銘打ち全国でキャンペーンを展開している。新宿店でもユニーク商品が並び、女性だけでなく面白がって手に取る男性の姿もあった。
同社によると横浜店には「たこ焼きにしか見えないシュークリーム」やエビフライ形のエクレア「えびふりゃあ」、広島店には「わしゃ~堅物じゃけんのう」など表面に文字の書かれた「鍛冶屋せんべいメッセージセット」や、左党向けにはラベルに「本命」「義理」などと書かれた吟醸酒とますのセットも。
一方、手作り初心者・直前派に人気なのは、必要な素材や分量のキットがセットになったタイプという。「バレンタインは中高生や経験の浅い方も多く、セット商品は便利で失敗も少ないのでおすすめ」とコーナー担当の島崎昌子さん。ハートや星だけでなく、キャラクターの形やケーキ型など大小さまざま。またワイヤー部分に凹凸があり手早くクリームができる泡立て器など、ひと工夫ある道具類は見るだけでも楽しい。
チョコレート素材は、味にこだわりたい人向けにベルギーやフランスのもの、またカカオの比率別も用意した。島崎さんは「ベルギーチョコはクリームや砂糖と混ぜてもすっきりした味わいになります。出来上がりが口当たりがよく食べやすいのは『ビター』より『スイート』」とアドバイス。トッピング素材では、紫や緑、ピンク色などのザラメを初輸入。パステルトーンの砂糖素材にはない大人っぽいシチュエーションでも使えそうだ。
ラッピング商品では、再生PETなどすべて環境に優しい素材で作られ昨年度のグッドデザイン賞を受賞した「OKURIN(オクリン)」という包装袋を同社は用意した。しかしながら実際は容器・リボン・緩衝材などがセットになったものがよく売れている。地球環境のため簡易包装が叫ばれている時代だが、やはり乙女心はかわいらしく華やかに包み込みたい?【浜田和子】
2007年2月4日