元「水質ワーストワン」の大和川 水生動物増え水質改善明らかに

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奈良大が水生動物の調査を続けている大和川水系の秋篠川中流部=奈良市秋篠町で2019年8月8日、大川泰弘撮影
奈良大が水生動物の調査を続けている大和川水系の秋篠川中流部=奈良市秋篠町で2019年8月8日、大川泰弘撮影

 かつて「水質ワーストワン」とたびたび冠された大和川。奈良大(奈良市山陵町)は、大和川水系の秋篠川と佐保川の計3カ所で水生動物調査を22年にわたって続け、水質が改善していると明らかにした。調査結果をパネルなどを使い、大学博物館で紹介している。9月6日まで。無料。【大川泰弘】

 調査では、学生が川に入って石や砂ごと採取して動物を探した。秋篠川中流部(奈良市秋篠町)と下流部(同市西大寺東町)、秋篠川が合流する佐保川の最下流部(大和川の合流点近くの大和郡山市額田部寺町)で定点観測。1997年から継…

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