考えたのは「後輩に残したいもの」DeNA2位、中大・牧秀悟が勝ち越しソロ

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【国学大-中大】3打数2安打2打点で、同点の適時打と勝ち越しソロを放った中大の牧秀悟(右)=神宮球場で2020年10月28日午前10時59分、森野俊撮影
【国学大-中大】3打数2安打2打点で、同点の適時打と勝ち越しソロを放った中大の牧秀悟(右)=神宮球場で2020年10月28日午前10時59分、森野俊撮影

 東都大学野球秋季リーグは28日、神宮球場で第4週の2回戦があり、中大は7―1で国学院大に快勝した。

 26日のドラフト会議でDeNAに2位指名された中大の牧秀悟(4年・松本第一)は、このまま終われるはずがなかった。

 27日の1回戦は、2四球も2打数無安打。好機を凡打で潰し、チームの優勝の望みも消えた。だからこそ、「(後輩に)残したいもの」は何かを考えてこの試合に臨んだ。

 同点の六回。先頭打者として右打席に入り、2球目の内角低めを強振した。前日も対戦し「多投していたので頭にあった」という国学大の諸見里俊(4年・沖縄尚学)のカットボール。ふわっと高く上がった打球は左翼席に入り、勝ち越しのソロとなった。「これまで単打ばかりだったが、4番として、ああいうバッティングをしなくてはいけないとずっと思っていた」

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