福岡市長選

投開票まで4カ月 選挙戦の構図いまだ見えず

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高島氏の3選出馬有力 水面下で対抗馬擁立の声も

 任期満了(12月6日)に伴う福岡市長選(11月4日告示、18日投開票)まで18日で4カ月と迫ったが、高島宗一郎市長(43)を含めて立候補表明した人はおらず、選挙戦の構図はいまだ見えてこない。市議会や市長周辺は高島氏の3選出馬を有力視するが、市議会最大会派の自民党市議団とのぎくしゃくした関係が続いており、水面下では対抗馬擁立の声がくすぶっている。

 5月9日に福岡市博多区のホテルで開かれた高島氏の政治資金パーティー。スクリーンに安倍晋三首相や衆院福岡8区選出の麻生太郎財務相とのツーショット写真などを映し、官邸中枢との蜜月ぶりをアピールした。高島氏は市中心部の再開発「天神ビッグバン」の進展に伴う地価上昇などを挙げて「市と国がダブルエンジンで推進してきたことが福岡の大きな飛躍になった」と成果を強調した。

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