
孫正義氏「巨額赤字」の実相
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ソフトバンクGを悩ます「アーム・チャイナ問題」
◇ソフトバンクグループ経営の実態(28) ソフトバンクグループの課題は傘下の英半導体開発大手アームの上場だ。障害とされてきたのが、アームの中国合弁会社「アーム・チャイナ」をめぐる問題だ。合弁会社の前経営者との対立が続き、経営が混乱した。ソフトバンクグループの孫正義会長兼社長は昨年5月に「解決した」
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ソフトバンクG「アリババ依存の経営」が終わる?
◇ソフトバンクグループ経営の実態(29) ソフトバンクグループの経営を支えてきたのが、中国電子商取引(EC)のアリババグループの株式だ。3月28日にアリババが事業を6分割すると発表したことを好感し、大株主のソフトバンクグループの株価も上昇し、29日終値で大台の5000円台を回復した。一方で、ソフト
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ソフトバンクG 個人向けハイブリッド債 金利とリスク
◇ソフトバンクグループ経営の実態(30) ソフトバンクグループは4月3日、国内の個人投資家を対象に社債を発行すると発表した。「ハイブリッド社債」と呼ばれるもので、個人向けは3回目となる。償還期間は35年、利率の仮条件は年4.1~5.1%だ。仮に会社が倒産した場合には返済順位は低く、「劣後債」とも言