IT(情報技術)の世界では、開発プロジェクトの失敗によるトラブルが日常茶飯事です。システムを導入したい会社が開発を業者に発注したのはよいが、納期が何カ月も遅れたり、システムが欠陥だらけだったり。億円単位になる損害や費用を巡って法的紛争が起きるのも珍しくありません。

 私は、裁判所でこうしたIT紛争の解決をお手伝いしている調停委員です。紛争を通して見えてくること、それは上司と部下の関係の縮図。その関係について私なりの考えを示していきたいと思います。

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細川義洋

細川義洋

ITコンサルタント

1964年、神奈川県生まれ、立教大学経済学部経済学科卒。NECソフト(現NECソリューションイノベータ)、日本IBMでシステム開発やコンサルティングを行う。著書に「なぜ、システム開発は必ずモメるのか?」「IT専門調停委員が教える モメないプロジェクト管理77の鉄則」(日本実業出版社)などがある。

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