「経営には数字だけでなくビジョンが欠かせない」と語る執筆者の金子裕子さん
「経営には数字だけでなくビジョンが欠かせない」と語る執筆者の金子裕子さん

 会社は何を目的にどんなことをしているのでしょうか。従業員にとっての会社は、生活の糧を得る場所であり、仕事を通じて社会とつながり自己実現を図る場所です。株主にとっての会社は、株式の売買で利益を獲得するとともに配当を得る場所です。

 会社が倒産すると従業員は給料をもらえなくなり、株主の投資は無価値になります。経営者は会社にもうけをもたらさなければなりません。でも、それだけでよいのでしょうか? 今回は、「会社の目的はもうけることだけじゃない!」をテーマに経営を考えてみましょう。

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金子裕子

金子裕子

公認会計士、新日本監査法人シニアパートナー

1989年太田昭和監査法人(現新日本監査法人)入所。2003~06年、金融庁総務企画局企業開示課に出向し、監査基準の改訂等に携わる。公認会計士試験監査論試験委員(10~14年)などを務める。主な著書(いずれも共著)に 「キラキラ女性経営者を目指す! 会社経営の教科書」(14年)、「こんなときどうする? 引当金の会計実務」(14年)、「連結子会社の決算マニュアル」(13年)。