くらしマンション・住宅最前線

2015年の狙い目は価格低めの郊外拠点だ

櫻井幸雄 / 住宅ジャーナリスト

 都心マンションの価格が上がり、バブル再燃の言葉まで出始めた。実際、都心部では「高い価格でも、購入者が殺到」という事例が増加。その様子は、前回のバブルを思い起こさせる。

都心マンション高騰の裏で、通勤圏に割安感

 しかし、前回とは大きく異なる点もある。それは、価格高騰が都心部に限られ、郊外への波及が緩やかである、という点だ。郊外では、駅に近く、住環境の優れた新規物件をみつけやすく、価格は抑制され、購入者は熱狂していない。こういう時期は狙い目だ、と私は肌で感じている。

 それは、2012年ごろ、「都心マンションは今が狙い目」と感じていたのと同じ感覚だ。その12年6月、…

この記事は有料記事です。

残り940文字(全文1223文字)

櫻井幸雄

櫻井幸雄

住宅ジャーナリスト

1954年生まれ。年間200物件以上の物件取材を行い、首都圏だけでなく全国の住宅事情に精通する。現場取材に裏打ちされた正確な市況分析、わかりやすい解説、文章のおもしろさで定評のある、住宅評論の第一人者。毎日新聞、日刊ゲンダイで連載コラムを持ち、週刊ダイヤモンドでも定期的に住宅記事を執筆。テレビ出演も多い。近著は「不動産の法則」(ダイヤモンド社)。

イチ押しコラム

藻谷浩介の世界「来た・見た・考えた」
ミンスク駅前広場に今も建つレーニン像。背後のビルもスターリン的(写真は筆者撮影)

ミンスクの街を歩き考えた「ベラルーシ人」とは何者か

 ◇ベラルーシ・ミンスク編(2) 旧ソ連解体後に独立した国の中で唯一、ロシアべったりの体制を続けてきたベラルーシ。その首都ミンスク…

職場のトラブルどう防ぐ?

「ネトゲにはまって遅刻がち」若手社員をどう扱うか?

 A夫さん(46)は、社員数約80人の機械部品製造卸会社で品質管理部の責任者をしています。入社3年目の部下、B輔さん(23)の勤怠…

ニッポン金融ウラの裏
売買システムの一部で障害が起きた東京証券取引所=2018年10月9日、和田大典撮影

東証システム障害で吹き出した株式取引の“大問題”

 東京証券取引所で10月9日に発生したシステム障害問題は、東証が24日に金融庁に報告書を提出するとともに、内部の責任を明確化したこ…

メディア万華鏡
第38回全国豊かな海づくり大会の放流会場で、笑顔で拍手をされる天皇、皇后両陛下=高知県土佐市の宇佐しおかぜ公園で2018年10月28日、加古信志撮影

「発信する皇后」美智子さまが平成にもたらしたもの

 「既視感、もう飽きた」--。皇后さまが10月20日、84歳の誕生日を迎えられた。天皇陛下の退位まで半年。皇后として最後の誕生日と…

知ってトクするモバイルライフ
デザインや機能を一新した「iPadプロ」。左が11型、右が12.9型

新「iPadプロ」はホームボタンなくして超高性能

 アップルは、米ニューヨークで10月30日(現地時間)、「iPadプロ」の新モデルを発表した。11月7日に発売される予定で、価格は…