複数のマンション完成予想模型が展示される住友不動産の総合マンションギャラリー渋谷館。1カ所で、複数のマンションを比較検討できるのは珍しい
複数のマンション完成予想模型が展示される住友不動産の総合マンションギャラリー渋谷館。1カ所で、複数のマンションを比較検討できるのは珍しい

くらしマンション・住宅最前線

「かゆいところに手が届く」日本一不動産会社の先取り戦略

櫻井幸雄 / 住宅ジャーナリスト

 分譲マンションでは、毎年「供給戸数日本一」の不動産会社が発表される。エリアごとの供給実績も発表されるのだが、何より注目されるのは全国のランキング。日本全国で各不動産会社がその年に売り出したマンションの戸数を調べ、順位が付けられるものだ。

 ランキングで「最も多い」と認められた不動産会社には、その後1年間「供給戸数日本一」の称号が与えられる。この「供給戸数日本一」は、単に売り出した戸数が多いだけではないか、という見方もある。しかし、過去の日本一を調べると、各時代のマンション事情が反映されているようでおもしろい。

この記事は有料記事です。

残り1701文字(全文1958文字)

櫻井幸雄

櫻井幸雄

住宅ジャーナリスト

1954年生まれ。年間200物件以上の物件取材を行い、首都圏だけでなく全国の住宅事情に精通する。現場取材に裏打ちされた正確な市況分析、わかりやすい解説、文章のおもしろさで定評のある、住宅評論の第一人者。毎日新聞、日刊ゲンダイで連載コラムを持ち、週刊ダイヤモンドでも定期的に住宅記事を執筆。テレビ出演も多い。近著は「不動産の法則」(ダイヤモンド社)。

イチ押しコラム

ニッポン金融ウラの裏

進む「キャッシュレス化」誰が責任を負っているのか

 キャッシュレス決済を巡る論議が高まり続けている。政府も外国人旅行者の増大を踏まえて、キャッシュレス化推進の旗を振り続けている。社…

藻谷浩介の世界「来た・見た・考えた」
ミンスク駅前広場に今も建つレーニン像。背後のビルもスターリン的(写真は筆者撮影)

ミンスクの街を歩き考えた「ベラルーシ人」とは何者か

 ◇ベラルーシ・ミンスク編(2) 旧ソ連解体後に独立した国の中で唯一、ロシアべったりの体制を続けてきたベラルーシ。その首都ミンスク…

職場のトラブルどう防ぐ?

「ネトゲにはまって遅刻がち」若手社員をどう扱うか?

 A夫さん(46)は、社員数約80人の機械部品製造卸会社で品質管理部の責任者をしています。入社3年目の部下、B輔さん(23)の勤怠…

メディア万華鏡
第38回全国豊かな海づくり大会の放流会場で、笑顔で拍手をされる天皇、皇后両陛下=高知県土佐市の宇佐しおかぜ公園で2018年10月28日、加古信志撮影

「発信する皇后」美智子さまが平成にもたらしたもの

 「既視感、もう飽きた」--。皇后さまが10月20日、84歳の誕生日を迎えられた。天皇陛下の退位まで半年。皇后として最後の誕生日と…

知ってトクするモバイルライフ
デザインや機能を一新した「iPadプロ」。左が11型、右が12.9型

新「iPadプロ」はホームボタンなくして超高性能

 アップルは、米ニューヨークで10月30日(現地時間)、「iPadプロ」の新モデルを発表した。11月7日に発売される予定で、価格は…