ユーグレナの出雲充社長(左)とリバネスの丸幸弘CEO=東京都港区で長谷川直亮撮影
ユーグレナの出雲充社長(左)とリバネスの丸幸弘CEO=東京都港区で長谷川直亮撮影

IT・テクノロジー躍動する科学ベンチャー

ミドリムシで上場したバイオベンチャーの野望

丸幸弘 / 株式会社リバネス最高経営責任者

対談:ユーグレナ出雲社長×リバネス丸CEO(1)

 人工知能を搭載したロボットの進化、遺伝子操作技術を使った農産物の生産性向上など、テクノロジーやサイエンス分野から新たなビジネスが次々と生まれている。その主役は「サイエンスベンチャー」と呼ばれる新興科学企業だ。この分野の草分けである株式会社リバネスの丸幸弘・最高経営責任者(CEO)を案内役に、サイエンスベンチャーの最前線を探る。連載第1回は、微細藻類ミドリムシ(学名:ユーグレナ)の屋外大量培養を基礎に、機能性食品や化粧品を開発する東証1部上場の株式会社ユーグレナ・出雲充社長と対談してもらった。4回に分けてお送りする。【構成・田中学】

 ◆リバネス丸幸弘CEO 初回にユーグレナ社の出雲さんに出てもらうのは、ミドリムシをコアに、栄養問題…

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丸幸弘

丸幸弘

株式会社リバネス最高経営責任者

1978年神奈川県生まれ。東京大学大学院在学中の2002年6月にリバネスを設立。「最先端科学の出前実験教室」をビジネス化した。大学や地域に眠る経営資源や技術を組み合せて新事業のタネを生み出し、200以上のプロジェクトを進行させている。著書『世界を変えるビジネスは、たった1人の「熱」から生まれる。』(日本実業出版社)がある。