タブレット端末で「救急医療情報システム]強化を図る埼玉県の記者会見
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IT・テクノロジーITが変えるビジネスの近未来

アプリが救う命、変貌する救急救命現場

林信行 / ITジャーナリスト

 今、スマートフォンやタブレットの登場で医療の世界が大きく変わろうとしている。ただカルテ管理に使われるだけの話ではない。実際に医療の現場で起こっていること、起こりつつあることを実在のアプリを例に描いた。

急患の情報を共有、救急搬送時間も短縮

 例えば、ある人が散歩中に倒れたとする。脳卒中の恐れがあった彼は、あらかじめ「i-Stroke」(アイストローク、富士フイルム)というアプリをスマートフォンに入れていた。緊急時、ボタンを押せばかかりつけの医師や家族に連絡がとれるだけでなく、医療情報も送信されるよう準備していたのだ。

 かかりつけの医師は連絡が取れない状態だったが、家族が消防に伝え、救急車がやってきた。これまでは受け…

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林信行

林信行

ITジャーナリスト

1967年生まれ。アップルやグーグルの動向や技術、製品を継続的に取材対象としており、情報技術分野のテクノロジーに明るい。近年は、自動車やファッションなどのさまざまな業界におけるIT活用の取り組みに関心を持ち、人々の暮らしや社会にもたらす変化をテーマとしている。著書多数。

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