買収を伝える日経新聞と英紙フィナンシャル・タイムズの紙面
買収を伝える日経新聞と英紙フィナンシャル・タイムズの紙面

IT・テクノロジーニュースアプリ最新事情

なぜ有名メディアの買収劇が起こっているのか

まつもとあつし / ジャーナリスト

ニュース事業者のビジネスモデル(1)

 ニュースの変化が止まらない。本連載はこれまで、ニュースアプリを取り上げてきたが、既存の新聞社や海外でも大きな動きが相次いでいる。本シリーズはニュースの変化の全体像を見て、私たちと「ニュース」の関係にどんな影響が及ぼうとしているのかを考える。

スマホがニュースの受け取り方を変えた

 朝、食事をしながら、郵便受けに届いた新聞を読んでニュースをチェックする──そんな景色は過去のものになりつつある。スマホの普及で、かさばる新聞紙を持たず、移動中でも最新ニュースを受け取ることができるようになったのが、その大きな理由だ。

 実際、紙の新聞の購読者は減り続けている。日本新聞協会の調査によると、2000年に約5370万部だっ…

この記事は有料記事です。

残り2042文字(全文2366文字)

まつもとあつし

まつもとあつし

ジャーナリスト

ITベンチャー、出版社、広告代理店、映像会社などを経て、現職。ASCII.jp、ITmedia、ダ・ヴィンチなどに寄稿。著書に「知的生産の技術とセンス」(マイナビ/@mehoriとの共著)、「ソーシャルゲームのすごい仕組み」(アスキー新書)など。取材・執筆と並行して東京大学大学院博士課程でコンテンツやメディアの学際研究を進めている。

イチ押しコラム

職場のトラブルどう防ぐ?

「部下の夫から連日クレーム」42歳女性上司の困惑

 A美さん(42)は、夫が院長を務めるクリニックの事務長を務めています。2カ月前から経理担当として働いているB子さん(33)の夫か…

ニッポン金融ウラの裏

進む「キャッシュレス化」誰が責任を負っているのか

 キャッシュレス決済を巡る論議が高まり続けている。政府も外国人旅行者の増大を踏まえて、キャッシュレス化推進の旗を振り続けている。社…

藻谷浩介の世界「来た・見た・考えた」
ミンスク駅前広場に今も建つレーニン像。背後のビルもスターリン的(写真は筆者撮影)

ミンスクの街を歩き考えた「ベラルーシ人」とは何者か

 ◇ベラルーシ・ミンスク編(2) 旧ソ連解体後に独立した国の中で唯一、ロシアべったりの体制を続けてきたベラルーシ。その首都ミンスク…

メディア万華鏡
第38回全国豊かな海づくり大会の放流会場で、笑顔で拍手をされる天皇、皇后両陛下=高知県土佐市の宇佐しおかぜ公園で2018年10月28日、加古信志撮影

「発信する皇后」美智子さまが平成にもたらしたもの

 「既視感、もう飽きた」--。皇后さまが10月20日、84歳の誕生日を迎えられた。天皇陛下の退位まで半年。皇后として最後の誕生日と…

知ってトクするモバイルライフ
デザインや機能を一新した「iPadプロ」。左が11型、右が12.9型

新「iPadプロ」はホームボタンなくして超高性能

 アップルは、米ニューヨークで10月30日(現地時間)、「iPadプロ」の新モデルを発表した。11月7日に発売される予定で、価格は…