シロマル特製煮込み(490円)
シロマル特製煮込み(490円)

くらしこの酒場この一品

中華鍋とニンニクで「ここでしか食べられないもつ煮込み」

印束義則 / ライター

千葉・鎌ケ谷「炭火串焼 シロマル 鎌ケ谷店」

 つぎ足し、つぎ足し作りながら、歳月をかけてようやく店の味が完成する。“煮込み”にはどこか、そんな古風で頑固なイメージがつきまとう。だが、時代とともに素材づかいや調理法は少しずつ変化し、料理としての幹をどっしりと太くしていく。

 大鍋でコトコト煮込むのも魅力的だが、最近は、注文ごとに小鍋に移して温めることで、煮詰まりを防ぐスタイルの店も増えている。絞り込んだメニュー数の中で1日に何十食も売る看板商品としての煮込みもあれば、数あるメニューの中の一品ながらも人気を集める煮込みもある。それぞれに理由とおいしさがある。

 「煮込みは○○でなければいけない!」−−と力まず、店側が提供する“流れ”に身を任せるのもまた一興。…

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印束義則

印束義則

ライター

1966年福岡県生まれ。飲食店専門誌を多数発行する旭屋出版で「すしの雑誌」など専門誌、ムック編集に携わり、独立後はライターとして幅広く活躍。これまでに取材した飲食店は2000店以上、ローカル立地の繁盛店などニッチな飲食店情報に強い。「月刊近代食堂」(旭屋出版)に「ローカル実力店の強さの秘訣」「繁盛店を作るメニュー表」、「日本外食新聞」(外食産業新聞社)に「二等立地…地方立地…ありえない立地 印束義則の繁盛店実況中継」を連載中。