被災者やボランティア希望者からの電話に対応する人たち=茨城県常総市中妻町の災害ボランティアセンターで9月22日、今沢真撮影
被災者やボランティア希望者からの電話に対応する人たち=茨城県常総市中妻町の災害ボランティアセンターで9月22日、今沢真撮影

政治・経済経済プレミア・トピックス

<水害1カ月>ボランティア3000人動員 SNSの威力

編集部

 関東・東北豪雨災害が起きて10月10日で1カ月。鬼怒川の堤防決壊で、茨城県常総市は戸建てだけで全半壊3737戸、浸水2264戸の大きな被害を受けた。今も連日、ボランティア数百人が被災家屋の片づけや清掃に従事している。ボランティアを集める決め手は、インターネットだった。

被災後3日目からサイトでボランティアを募集

 筆者(経済プレミア編集長、今沢真)は被災からしばらく後の9月22日、常総市のボランティア活動の現場を訪ねた。その時、市災害ボランティアセンターで、サイトやソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)で情報発信をしている専門家に出会った。一般社団法人「災害IT支援ネットワーク」代表の柴田哲史さん(48)だ。IT会社サイボウズに勤務するかたわら、被災地をITで支援していた。

 堤防が決壊した9月10日、常総市災害ボランティアセンター設置の動きが始まった。東京在住の柴田さんに…

この記事は有料記事です。

残り1788文字(全文2183文字)

編集部

編集部

長く経済分野を取材してきた今沢真・毎日新聞論説委員を編集長にベテラン・若手編集者が経済・社会の最新情勢を追います。
twitter 毎日新聞経済プレミア編集部@mainichibiz
facebook 毎日新聞経済プレミア編集部https://www.facebook.com/mainichibiz

イチ押しコラム

ニッポン金融ウラの裏

進む「キャッシュレス化」誰が責任を負っているのか

 キャッシュレス決済を巡る論議が高まり続けている。政府も外国人旅行者の増大を踏まえて、キャッシュレス化推進の旗を振り続けている。社…

藻谷浩介の世界「来た・見た・考えた」
ミンスク駅前広場に今も建つレーニン像。背後のビルもスターリン的(写真は筆者撮影)

ミンスクの街を歩き考えた「ベラルーシ人」とは何者か

 ◇ベラルーシ・ミンスク編(2) 旧ソ連解体後に独立した国の中で唯一、ロシアべったりの体制を続けてきたベラルーシ。その首都ミンスク…

職場のトラブルどう防ぐ?

「ネトゲにはまって遅刻がち」若手社員をどう扱うか?

 A夫さん(46)は、社員数約80人の機械部品製造卸会社で品質管理部の責任者をしています。入社3年目の部下、B輔さん(23)の勤怠…

メディア万華鏡
第38回全国豊かな海づくり大会の放流会場で、笑顔で拍手をされる天皇、皇后両陛下=高知県土佐市の宇佐しおかぜ公園で2018年10月28日、加古信志撮影

「発信する皇后」美智子さまが平成にもたらしたもの

 「既視感、もう飽きた」--。皇后さまが10月20日、84歳の誕生日を迎えられた。天皇陛下の退位まで半年。皇后として最後の誕生日と…

知ってトクするモバイルライフ
デザインや機能を一新した「iPadプロ」。左が11型、右が12.9型

新「iPadプロ」はホームボタンなくして超高性能

 アップルは、米ニューヨークで10月30日(現地時間)、「iPadプロ」の新モデルを発表した。11月7日に発売される予定で、価格は…