東京都内で=関口純撮影
東京都内で=関口純撮影

IT・テクノロジー最適メディアライフ

スマホ動画全盛時代に放送は何を目指すのか?

北俊一 / 野村総合研究所上席コンサルタント

 電車の中やカフェ、待ち合わせ場所で、スマートフォンやタブレットで動画を視聴している人を多く見かけるようになった。気づかれないようそっと後ろから画面をのぞき込むと、アニメ、ドラマ、コンサート、ニュース、おもしろ映像など、実にさまざまなコンテンツが見られている。

 筆者自身は、フェイスブックでシェアされた動画をスマホで見たり、自宅のハードディスクレコーダーにとりためたビジネス情報番組や旅行番組を、タブレットにムーブして見たり、出張先のホテルのパソコンに転送して見たりしている。

 最近忙しくて家でテレビを見る時間がなくなったが、映像に触れている時間はトータルではあまり変わらない…

この記事は有料記事です。

残り1823文字(全文2111文字)

北俊一

北俊一

野村総合研究所上席コンサルタント

1965年、横浜市生まれ。早稲田大学大学院理工学研究科修了。90年株式会社野村総合研究所入社。四半世紀にわたり、情報通信関連領域における調査・コンサルティング業務に従事。専門は、競争戦略、事業戦略、マーケティング戦略立案及び情報通信政策策定支援。総務省情報通信審議会専門委員。