両親が帰宅するまでおばあちゃんと過ごす=埼玉県鶴ヶ島市で、関口純撮影
両親が帰宅するまでおばあちゃんと過ごす=埼玉県鶴ヶ島市で、関口純撮影

くらし育児サバイバル

地域の高齢者に育児家事を手伝ってもらう方法

藤田結子 / 明治大商学部教授

 働く母親の負担を軽減するために、地域の高齢者が活躍しています。今回はその現状を報告します。

日本の男性の家事時間は先進国で最低水準

 「2011年働く女性の実情」(厚生労働省)によれば、6歳未満の子どもを持つ共働きの親が育児や家事に費やす時間は、夫が1日約1時間、妻は約5時間半。日本の男性が家事・育児をする時間は、先進諸国の中でも最低水準です。

 その主な理由は長時間労働です。また、「育児は女性」という根強い性別役割分業意識も影響しています。さ…

この記事は有料記事です。

残り2004文字(全文2226文字)

藤田結子

藤田結子

明治大商学部教授

東京都生まれ。慶応義塾大を卒業後、大学院留学のためアメリカとイギリスに約10年間滞在。06年に英ロンドン大学で博士号を取得。11年から明治大学商学部准教授、16年10月から現職。専門は社会学。参与観察やインタビューを行う「エスノグラフィー」という手法で、日本や海外の文化、メディア、若者、消費、ジェンダー分野のフィールド調査をしている。4歳の男の子を子育て中。

イチ押しコラム

メディア万華鏡
新潮45(10月号)

杉田論文批判に反論特集を組んだ新潮45は炎上商法か

 杉田水脈衆院議員が性的少数者(LGBTなど)を「生産性がない」と差別する寄稿を8月号で載せた月刊誌「新潮45」が、1号をおいた1…

ニッポン金融ウラの裏

外国人労働者の送金ニーズと「銀行不要論」の密な関係

 労働人口の減少を背景に、国内のさまざまな産業で外国人労働者への依存度が高まっている。そうした外国人労働者にとって、稼いだ給料を家…

藻谷浩介の世界「来た・見た・考えた」
バルパライソ名物のアセンソール(屋外エレベーター)片道15円ほどの気軽な乗り物(写真は筆者撮影)

チリ・バルパライソ 壁画の街で過ごした魅惑の時間

 ◇チリ・サンティアゴとバルパライソ編(4) 2017年3月初旬。飛行機の予約ミスで生じた空き時間に、チリ・サンティアゴから日帰り…

知ってトクするモバイルライフ
iPhone XS、XSマックスと同じく9月21日に発売されたアップルウオッチ「シリーズ4」

アップルウオッチ4「大画面で薄く進化」緊急通報も

 アップルウオッチの4世代目となる「シリーズ4」が9月21日、iPhone XS、XSマックスと同時に発売された。「シリーズ3」か…

職場のトラブルどう防ぐ?

パートの休憩問題で「労基署から指導」管理部長の窮地

 A雄さん(48)は、従業員数約230人の食品スーパーの管理部長です。ある店舗のパート従業員の休憩時間について労働基準監督署から是…