政治・経済決算書で読み解く企業のリアル

「高級服が売れない」アパレル各社次の戦略は

高下淳子 / 税理士

アパレル業界(2)

 百貨店はインバウンド効果で増収となり、免税カウンターを増設するなど業績が良好です。ただ、百貨店で売れているのは化粧品や雑貨。衣料品の売り上げは増えていません。今回は、婦人服や紳士服などを扱うアパレル業界の売上高の推移を比べます。

苦戦する高級路線のグローバルブランド

 ファーストリテイリングのグローバルブランド事業(セグメント売上高2953億円)には、ジーユー事業の他に、米国でプレミアムデニムを製造販売する「J Brand(ジェイブランド)事業」、高級スーツなどを製造販売する「セオリー事業」なども含まれます。

 2015年8月期でジェイブランド事業は前年に比べて営業赤字が拡大、セオリー事業は営業利益が減益とな…

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高下淳子

高下淳子

税理士

税理士・米国税理士・ファイナンシャルプランナー。外資系コンサルティング会社(監査法人)に勤務ののち独立開業。税務会計顧問業、経営コンサルティング業の他、各地の金融機関、シンクタンク等の講演・セミナー講師、企業内研修の企画実施などで活躍している。著書に「とにかく、みんなで考えよう! 日本の借金 わが家の税金 わたしの年金」(中央経済社)などがある。

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