社会・カルチャー街の文化漂う 秘蔵の宿

洗練された色遣い ホテルユニゾ銀座一丁目

稲葉なおと / 紀行作家、一級建築士

素泊まり8800円(税込み)〜

 今年1月にオープンしたばかりのホテルである。

 ロビーのインテリアは、新鮮さがそのまま表現されたかのように、白を基調としたモノトーンで統一されていた。

 フロントカウンターの上も、インフォメーションなどが乱雑に並ばず、すっきりしている。だからこそ、植栽の緑とサインの青がアクセントとして浮かび上がる。

 他ではあまり見ない色遣いは、デザイナーに依頼したのではなく、社内で研究したものだという。

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稲葉なおと

稲葉なおと

紀行作家、一級建築士

1959年、東京都生まれ。東京工業大学建築学科卒。400軒以上の名建築の宿を宿泊・取材。旅行記、小説、児童文学、写真集を発表している。現在も長編小説を雑誌「ダンスビュウ」に連載中。第10回JTB紀行文学大賞奨励賞受賞。主な著書に「匠たちの名旅館」など。近著に「モデルルームをじっくり見る人ほど『欠陥マンション』をつかみやすい」(小学館)。公式サイトでお勧めホテル、名建築の写真を多数公開中 http://www.naotoinaba.com (顔写真の撮影は寺崎誠三さん)