軍拡計画について演説するロシアのプーチン大統領=2015年6月、杉尾直哉撮影
軍拡計画について演説するロシアのプーチン大統領=2015年6月、杉尾直哉撮影

グローバルWorld Watch(ワールド・ウオッチ)

「冷戦の雪辱」狙うロシアにオバマ政権はどう対抗するのか

及川正也 / 論説委員

 11月の米大統領選に国民の関心が移る今年、オバマ大統領にとっては、2期8年の政権の総仕上げの年となる。歴代大統領は最後の年に、歴史に名を刻む「遺産」を残すべく、最後の手腕を振るってきた。現在、過激派組織「イスラム国」(IS)や海洋進出を続ける中国など外交課題は山積しているが、最大の難関は東西冷戦の旧敵ロシアだろう。

 「米国に対して実際の脅威を与える可能性がある国を挙げろと言われるなら、ロシアを挙げなければならない…

この記事は有料記事です。

残り1657文字(全文1866文字)

及川正也

及川正也

論説委員

1961年、神奈川県生まれ。早稲田大学政治経済学部卒。88年毎日新聞社に入社。水戸支局を経て、92年政治部。自民党下野から自社さ政権、野党再編などを経て民主党政権に至る激動の日本政界を20年余り追い続けた。2005年からワシントン特派員として米政界や外交を取材。13年北米総局長。16年4月から論説委員。

イチ押しコラム

職場のトラブルどう防ぐ?

「部下の夫から連日クレーム」42歳女性上司の困惑

 A美さん(42)は、夫が院長を務めるクリニックの事務長を務めています。2カ月前から経理担当として働いているB子さん(33)の夫か…

ニッポン金融ウラの裏

進む「キャッシュレス化」誰が責任を負っているのか

 キャッシュレス決済を巡る論議が高まり続けている。政府も外国人旅行者の増大を踏まえて、キャッシュレス化推進の旗を振り続けている。社…

藻谷浩介の世界「来た・見た・考えた」
ミンスク駅前広場に今も建つレーニン像。背後のビルもスターリン的(写真は筆者撮影)

ミンスクの街を歩き考えた「ベラルーシ人」とは何者か

 ◇ベラルーシ・ミンスク編(2) 旧ソ連解体後に独立した国の中で唯一、ロシアべったりの体制を続けてきたベラルーシ。その首都ミンスク…

メディア万華鏡
第38回全国豊かな海づくり大会の放流会場で、笑顔で拍手をされる天皇、皇后両陛下=高知県土佐市の宇佐しおかぜ公園で2018年10月28日、加古信志撮影

「発信する皇后」美智子さまが平成にもたらしたもの

 「既視感、もう飽きた」--。皇后さまが10月20日、84歳の誕生日を迎えられた。天皇陛下の退位まで半年。皇后として最後の誕生日と…

知ってトクするモバイルライフ
デザインや機能を一新した「iPadプロ」。左が11型、右が12.9型

新「iPadプロ」はホームボタンなくして超高性能

 アップルは、米ニューヨークで10月30日(現地時間)、「iPadプロ」の新モデルを発表した。11月7日に発売される予定で、価格は…