不正会計問題で初めて会見し、頭を下げる当時の東芝社長・田中久雄氏=2015年5月15日、竹内幹撮影
不正会計問題で初めて会見し、頭を下げる当時の東芝社長・田中久雄氏=2015年5月15日、竹内幹撮影

政治・経済東芝問題リポート

ウェスチングハウス買収が東芝不正の最大要因だ

編集部

中島茂弁護士インタビュー(1)

 歴代3社長が関与して利益水増しをしていたことがわかった東芝。その不正会計問題を、リスク管理の専門家であり企業法務の第一人者である中島茂弁護士はどう見ていたか。経済プレミア編集長の今沢真がインタビューした。3回に分けて報告する。【写真・亀井和真】

 −−東芝は、委員会設置会社という、米国型の先進的な企業統治制度を日本で最初に導入しました。経済界では優等生と言われていました。それなのに、どうして会計不正が行われたのでしょうか。

 ◆中島茂弁護士 私は、2006年の米原子力大手ウェスチングハウスの買収が最大の要因だと思っています…

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長く経済分野を取材してきた今沢真・毎日新聞論説委員を編集長にベテラン・若手編集者が経済・社会の最新情勢を追います。
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