部下を伸ばす上司 ダメにする上司

新型ウイルスから組織と情報を守る人間力とは?

細川義洋・ITコンサルタント
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 先日、日本の1000を超える官庁や企業のコンピューターが、「エムディビ」という新型ウイルスに感染して機密データが盗まれたと報道されました。日本年金機構の保管する125万件の個人情報のほか、防衛関連企業の打ち合わせメモなど、どれも極秘といえる情報です。

 エムディビは、メールに添付されたファイルやURLを開くことで感染するウイルスです。「送信元を確認できないメールは開かない」という基本を守っていれば、パソコンが感染することはありません。ただ、組織内でもそうしたことが教育されているはずなのですが、こうした被害はなくりません。どうしても規則や禁止事項を守りきれない人がいるのです。

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細川義洋

ITコンサルタント

1964年、神奈川県生まれ、立教大学経済学部経済学科卒。NECソフト(現NECソリューションイノベータ)、日本IBMでシステム開発やコンサルティングを行う。著書に「なぜ、システム開発は必ずモメるのか?」「IT専門調停委員が教える モメないプロジェクト管理77の鉄則」(日本実業出版社)などがある。